人生のスタンプラリー

人生のスタンプラリー認定協会埼玉支部

KUROFUNEは武道館に行くぞ

KUROFUNEリリイベ 行ってきました。

以下はアイドルではなくてロックのライブに参戦してきたつもりの勘違い野郎のレポです。ハンサムからの新規です。事実訂正や感想はありがたく受け付けますがクレームは受けません。


前座を務めてくださったFo'xTails さんの曲名はわからないんだけど新曲含めて3曲やってくれました、すげーカッコよくて僕だけライブハウスでした。音源は予習で聞いて行ったんだけど完全にライブのほうがよかった。

んで、セトリ!
①ARRIVAL -KUROFUNE sail away
②bird cage 欲望の鳥籠
③best☆★partner
④FACE 2 FAITH

KUROFUNE襲来の音楽をFo'xさんが生演奏。その音に乗せてKUROFUNE襲来。
センターに立ってはじまるARRIVAL。
身長差あんまり感じないなと思って足元を見たらやっぱり株元さんのお靴少し高めだった。かわいいかよ。
慣れた曲なこともありカッコよく歌い上げてくれました。舞台の左右にまで寄ってくれる。株元さんはクラップを煽る、ファンを指す、ガッツポーズなど。株元さん、ハンサムのときとか全然慣れてなかったのに、すっかりアイドルになっておられました。戸谷さんはうちわ見つけてウインク、ウインク、白船衣装チラリ、あとウインク。ここだけの話ですが目が合いました(って言うくらい許して!)。反対サイドではバキュンもしてたのかな?盛り上がった。
間奏部分。舞台の両サイドに散っていたふたりがセンターに戻ってきて、しゅーらーい!コールの前にハイタッチで元の立ち位置に戻る。戸谷さんのお顔がめちゃくちゃ嬉しそうでよかったね、よかったねって泣いた。たぶん株元さんも同じような顔をしていらしたんだと思う。

そして生バンドだからこそのコーレスの延長!!これが嬉しかった!生バンドの魅力だよね。しゅーらーい!をいつもよりたくさん言えた。おかげで「ワンモアタイム!」の歌詞の部分がいつもと違くて、間違えかけて株元さんをチラッと見る戸谷さん。何も気づいていない株元さん。このあとも全曲通して踊りを間違えかけるたびに株元さんのことわざわざチラッて見る戸谷さん、可愛かったです。笑
しゅーらーい!のとき、株元さんニコニコニコニコしたいのを堪える?勇人モードになろうとしてる?みたいなかんじだったけどニコニコニコニコしてるのバレバレでした。すげー嬉しそうだった。

2曲めがはじまる前に簡単にMC。DDより先に生バンドを引き連れられたことが嬉しそうな株元さん。よかったねえ…。
そこで「この衣装着るのも久しぶり」と戸谷さん。株元さんの「DDのライブ以来だね」という会話の最中バサッと白船お衣装をぬいで鎖骨と肩を見せつける戸谷さん。プリンセス悲鳴。「脱いじゃうよ!」と言いながらジャケットを脱ぎ、嬉々としてタンクトップの首ものと部分をめくり鎖骨と喉仏と胸元のサービス。スタッフさんにジャケット脱がせてもらいながらそれを見た株元さんはウケてた。ツッコミとか入れねえのか!って思ったけどKUROFUNEっぽい関係性だなって。プリンセスにサービスするプリンスを見つめるロッカー。
しかし戸谷さんの胸元薄っぺらくて心配になった。あと胸毛…?あれは胸毛か?誰か見なかった?
その流れで株元さんも脱いで「まあ今日はこんな感じでやっていこうと思うんですが!」どんなかんじだよ、っていうツッコミを必死にこらえました。
株元さんはがっしりしたスポーツマン体型で安心した。戸谷さんにお肉のカタログギフトを送るべき。

そしてはじまるバードケージのイントロ、プリンセス喜びの悲鳴。
birdcage。カッコ良すぎた。
KUROFUNEとしては初披露ながら目立ったミスはなし。やはりサウンド的に生バンドがしっくりくる。ギターソロ、痺れたあ〜。
みんな大好き「飼いならせそうに見えた?」のダンスのときの戸谷さん、腕が長すぎて踊るのに邪魔そうだった。
株元さんはそのフレーズでしっかりと空を睨んでいた。
この曲に関してはふたりとも歌詞に没入した役者としての表情が濃くてカッコよかった。歌うだけではない部分。歌詞になりきれる部分。そういうのは役者がロックをやってくれることの素晴らしいことだなと。
同じくみんな大好き「ここから飛んじゃおー!」のとき、足をも高く上げて空を膝蹴りするようになっていた株元さんと、足が長すぎてバレエみたいだった戸谷さん。お前らシンメか?シンメだな。
そして2番サビ前で背中を合わせるふたり。シンメだったわ。

そして本日の爆弾「BEST☆★PARTNER」!!!!!!
イントロの時点でプリンセスから驚きと喜びの悲鳴。
最初の「もうすこしだけ」のときに親指と人差し指で少しだけのポーズを取りながら株元さんをチラッと見る戸谷さん。株元さんは気づかず。「一緒にいよう」のときに目を合わせるふたり。シンメ…っ!!
「絶体絶命でも笑顔ひとつで乗り越える」
のときにニコッ♡と笑顔を作って両指で自分を示す戸谷さん。それを見てちょっと笑っちゃう株元さん。「流石だね」と歌いながら本当に流石だよな…って顔してたように見えて笑えた。
「(正反対で)(気も合わないよ)」
のコーラス部分は録音が流れてきたのだけれど、その部分も思わずマイク外して口ずさむ株元さん。めちゃくちゃ楽しそうだった。その間にも戸谷さんはウインクの嵐。目の筋肉どうなってる?
「思わず二度見し合っちゃったよ」のときに本当に向き合って二度見する演技をするふたり。戸谷さんはガン見してまばたき、株元さんは二度見後、戸谷さんを指差して悪い顔で笑う。「白といえば黒という」の白の部分で戸谷さんを指差す株元さん、黒の部分で株元さんを指差す戸谷さん。「知らずに直面」するときに本当に真正面から見つめ合うふたり。ただし歌詞のように恥ずかしがることはなく向き合って歌ってました。
「背中合わせ」の部分で本当に背中を合わせるふたり。ここでもコーラス部分を口ずさむ株元さん。「振り向いたなら」でお互いを見つめ合う。「オレらにしかできないこと」の部分を歌いあいながらふたりでニッコニコ。
「思わず肩組み合っちゃった」のときに株元さんに後ろからハグするように肩を組む戸谷さん。それをイヤそうな顔して振りほどく株元さん。ショック受けた!みたいな顔する戸谷さん。イヤそうな顔してる株元さん。…という茶番が終わった後のふたりがすげえ幸せそうな笑顔で泣きました。
最後のサビの「ライバルだよyou & I」の部分で戸谷さんが株元さんを見て、株元さんがそれに応じるようにアゴをくいっとして笑ってみせて、挑発的な距離感かと思いきや肩を組んで「居心地は悪くないみたい」と…。
この瞬間、圭吾さんと勇人さんもきっとこう歌うんだろうなと思った、そんなまさしくあのふたりにしかできないパフォーマンスで曲でした。
とにかくBEST☆★PARTNERのあいだはやたら見つめ合ったり茶番したりしてて、KUROFUNEふたりともファンよりお互いを見ていた。素晴らしい。そういう曲だもんね。
他にも歌詞の遊びを随所に演技でアピールしたりとかね。ふたりともはやっぱり役者だなあと感動。もちろんミュージカルではないけど、ロックンローラーにあれはできないだろうなあと。感動した。アイドルでもない、役者がロックなアイドルやってるからできること。そういう新しい境地を見た。

ベスパ後MC
株「アツいね!」
戸「アツい!アツすぎてここ(衣装の巻きスカート的な部分)がべろべろだから繋いどいて(後ろ向きながら)」
株「んー、ドリフェス!としてもこの歌は初披露。DDもまだだよね。先を越した。まぁベストパートナーとベストパートナー歌ったみたいな…(照れ笑いしながらごにょごにょ)」
戸「(戻ってきて)まさしくベストパートナーとベストパートナーだね!」
株「うん(ニコニコ)」
熟年夫婦…
株元さんたまにごにょごにょするよね。かわいい。


そこからはじまる
株「やってみたいことがある」ということで出席確認ターイム、
関東から来た人、関西…と聞く中でなんと上海の方が!ありがとうございます!戸谷さん「KUROFUNEもいつか必ず上海行くからな!!」にプリンセス大喜びで拍手喝采。
戸「じゃー株ちゃんの地元、福岡、九州は?」のときの挙手はゼロ。そしてふたりしてなぜか東北を忘れてプリンセスから指摘される。遠方からの皆さんおつかれさまです!

そこから株元さんのお遊びタイム。
株「じゃあ、満員電車でこう、なんか揺られてるときに、こう自分の反対側だけ人がさーっていなくなって、そんでわあ、みたいな…みたいなことがあった人!」
戸「長いな!」
株「なんだろ、なんて説明したらいいのかなあれ」
戸「今のなんとなくわかった人!」
株元さんのぐだぐだ説明が戸谷さんのナイスフォローによって救われた瞬間〜視聴率100%!でした。ナイスフォロー。
その後も株元さん「こちらがわのどこからでも切れますで切れなくてぐにゃぐにゃにしたことがある人!」「カップ焼きそばで湯切りの前にソース入れちゃったことある人!」とつづく。戸谷さんも挙手してほら!!と言われてた。株元さんはめちゃくちゃ嬉しそう。

そのほかもいろいろ。
戸「KUROFUNEに開国されたい人ー!」
プリンセス「はーい!」
株「(爆笑しながら)えっそんなのありぃ???…おまえら全員開国してやるよ!」
プリンセス「ぎゃー!!!」
株「(仕返しにと言わんばかりに)じゃープリンセスに即位し…プリンセスに即位??」
戸「違う、違う、オレはプリンス!」
株「そう、あの、プリンスに即位してほしい人ー!!!」
プリンセス「はーい!!」
戸谷王子「あなたのためなら即位する(ウインク)」
プリンセス「ぎゃああああ!!」
戸「KUROFUNEに乗りたい人ー!!」
プリンセス「はーい!!!」
戸「KUROFUNEに乗られたい人ー!」
プリンセス「…!?…っはーい!!」
戸「今ちょっと迷っただろ!!!!」
そりゃ迷うわそんな下ネタ(?)
その後もわちゃわちゃ。なんて愛おしいアラサーなんだ…ってこっちまでニッコニコになってしまった。
株「これちょーたのしー!!!今度から絶対やろ!!!」
戸「(ニコニコ頷きながら)そうだね」
株「まじこれ楽しい!!!」
本当に楽しそうでした。笑
出席確認はほんとーーに株元さんがめちゃくちゃ楽しそうでニコニコしてて浮かれてて、ひたすら可愛かったです。
それをよかったねよかったねってフォローいれながらニコニコしてあげる戸谷さん、という、あっこれアニメで見た!!が連発してました。熟年夫婦ってもはや言うまでもなくなってました。シンメは尊い

最後の出席確認。
株「次が最後の曲だったら寂しい人ー!」
プリンセスの困惑の「はーい」にそうだよね、って顔するふたり。実際すごくかなしかった。もっと聴きたかった。
では聞いてください、と最後に新曲FACE 2 FAITH。

FACE 2 FAITH、素晴らしかった。
なにがって「向かい合わせ」なタイトルなのにマイクスタンドなこともあって2人の目が一度も合わない。ずっと前を見つめて歌うふたり。「認め合ったその眼に映る自分」「魂で認め合った」人と、見つめ合うのではなく同じ方向を向くことで完成する曲だった。
あの歌詞で目を一度も合わせないの、粋だなあと思って感動してしまった。お互いを認め合った瞳が同じ方向を見つめて進んでいく、それこそが船に乗るふたりのあるべき姿なんだなと。見つめあって楽しいだけじゃない、真摯な強さ。KUROFUNEに乗せてくれ…って思って途中から拳振るのも忘れて祈ってしまった。
大サビかな?歌詞は上手く聞き取れなかったけれど背中を合わせて歌う瞬間があって、目は合わせないのに背中を預け合うなんて、わかりあってるからこそできることだなと。シンメの強さを見た。

曲の最後に真ん中にあったお立ち台的なものに飛び乗る戸谷さん、「かぶちゃん!かぶちゃん!」と呼ぶ戸谷さん。追いかけるように飛び乗る株元さん。ジャーンプ!という声とともにふたりで大ジャンプ。僕もジャンプ。おふたりのお背中の姿が美しすぎてこのへんから泣いてた。シンメ最高。
やっぱりKUROFUNEってこういうところが最高だなと。圭吾さんも浮かれたら勇人!勇人!って呼びそうだなあ、って思ったら、2.5次元のすごさたるやと思いました。

最後にバックバンドの皆さんを両サイドに含めて、ふたりが真ん中で手を繋いで「ありがとうございました!!」とアミューズ恒例深々お辞儀。真面目な顔で頭を下げたあと、嬉しそうに笑って顔を上げるふたり。最後に顔を見あってニヤってしていたふたりが美しすぎたので二期であのシーン見たいです。


からのハイタッチ!
ライブ中は株元さんの前髪上がってたのにライブ後は前髪おろしててメイクさんに金一封。戸谷さんのサイドの編み込みも可愛すぎてほんとにアラサーか?あのふたり?ってなった。
ハイタッチで戸谷さんに「プリンスすごいカッコよかったっす!」って言ったら「ありがとーございます!!!」って返ってきてそこは「ありがとう、プリンセス♡」じゃねえのかよ!!!って思って今日イチ笑いました。戸谷さん全開だった。株元さんもすごく目を見てくださって、うまく声出せなかった。あの目、すごい。

ほんとうに将熙くんがツイートしてくれた通り、KUROFUNEはまるで勇人と圭吾なのに株元さんと戸谷さんだった。2.5次元は恐ろしい、そして素晴らしい。
唐突な(事務所が引き合わせた)出会いから生まれた最高な「ビジネスパートナー」が、真の「ベストパートナー」へ、そして「お互いを認め合っ」て世界へ挑んでいく、そんな美しい様の目撃者になれて幸せです。
株元さん…嬉しそうでほんとうによかった…株元さんの笑顔って本当に楽しそうでくしゃって笑ってくださるから、こっちも笑顔になっちゃうし、その笑顔が美しすぎて涙が出てしまう。純粋なんだろうなあ。人前に出る仕事について、笑顔を見せてくれてありがとうございます…。ポルノの岡野さんと同じ種類の笑顔で、簡単にノックアウトされました。
戸谷公人、画質が良すぎてまぶしくて直視できなかった。なんだったんだ今日の高画質、と思ったけどいつもだった…。あの人のウインク!すごかったなあ。自分の魅せ方をわかっている踊りにファンサにMC。プロフェッショナルを感じた。

最後に株元さんがいつもの「歯磨けよ!」ではなく「つぎは武道館だな!!!」って言ってくださったの、信じるから。ぜってえ付いて行ってやるから。
KUROFUNEに乗ったぞ僕は!!KUROFUNEで武道館行くぞ!!!!!!!僕らファンでKUROFUNEを武道館に連れて行くぞ!!!!!!!


こっから先はどうでもいい話なんですけど、リリイベ3列目で、楽しくて、ほんとうに幸せでした。僕はいまだにポルノ丸に乗っているしずっと降りないし、同時にKUROFUNEにも乗った。
2年前に路線に飛び込もうとしたことがあって。うつ病のピークだったからあまり記憶にないのだけれど、止めてくれたお兄さんがいる。彼にお礼を言いたい。あのとき手を引っ張ってくれてありがとう。座らせてお水くれてありがとう。おかげでKUROFUNEに出会えて人生捨てたもんじゃないって思ってます。…まぁ死にたいって希死念慮にはまだ取り憑かれているけども。笑
ぜんぜん記憶がとんでて、2年前の今頃のことってほんとに覚えてなくて、顔とかももう覚えてないから、会ってもわからないんだけど、でも、ありがとうございました。いまでも基本的には死にたいし長生きなんか絶対にしたくないけど、でもとりあえず25歳のあいだは死なないでいようと思います。

 

みんなー!!!!KUROFUNEのミニアルバム買ってくれーーー!!!!!!!!

 

 

 

オーバーリングギフトという名作をみんなに見てほしい話

オーバーリングギフト観てきました。たぶんネタバレしてない、というか当日券並ぶべきか迷ってる人に向けて「迷ってるくらいなら当日券並べ!!!!!」って言うための記事です。以下、僕の主観と偏見に満ちた感想とダイマをお届けします。客観的な感想が見たい人は他へどうぞ。


6/16だったので初日の翌日、2回めの公演。
http://www.amuse.co.jp/stages/org/

アミューズ若手アーティストによる、オリジナルミュージカルプロジェクト」ということで、脚本もキャストも音楽もみんなフレッシュ。脚本と演出の風間由次郎さんがやりたいと思っていたことが実現した、そんな舞台。若い力がアミューズを動かして実現したような舞台。ちなみに脚本と演出の風間さんいま29歳。

事前に、前向きな意味を多く含んだ激励としての「荒削り」「まだ伸びる」「脚本のツメが甘い」という感想をいくつか見ていたからどうかなあと思って行ったのだけれど、いやーーーー最高でしたね。たぶんね、来年の風間由次郎さんには同じ脚本は書けないし同じ演出はできないだろうと思う。役者陣もそう。2017年にしか、いましか見られない舞台。そういう瞬間の目撃者になれた、そんな気持ちがしています。

確かにまだまだ荒削りな要素はたくさんあったけれど、それを上回る一体感と役者陣の気合い!熱がすごくてそれに浮かされているような気持ちでした。あれスタッフさんもみんなそうなんだろうな。たぶん一種の若気の至りみたいなもの。でも、あの素晴らしい舞台を作っているのが僕とさほど歳の変わらない人たちなんだと思うだけでゾクゾクした。らしくもなく、こんなヤバい同世代がいるんだから僕もまだまだもーちょいやれんじゃね?なんて思っちゃった。でもそういうエネルギーをくれる舞台。きっと来年には味わえない感覚を味わった。

もちろん脚本が完璧だったとは言わないけれど、ブラッシュアップできる箇所は脚本のみならずたくさんあったと思うけれど、それを凌駕できるほどの熱量だった。それに僕はあの展開も終わり方もすごく好み。
あらゆる創作物において、「余白、行間、続きを、読者に委ねることのできる」作品が好きなんだけれど、オーバーリングギフトはそうだった。特に終わりとその余韻が。続きはどうぞ、ってペンを委ねられたような気持ちになった。だからいろんな人に見に行ってもらって、いろんな人の感想が聞きたい!話したい!そんなふうに思う舞台でした。
で、オーバーリングギフトを見て、風間由次郎さんはきっとそういう、読み手(オーディエンス)を信頼して行間を委ねることのできるタイプの創り手さんなんだろうなと思いましたね。
好きです。

無理矢理な言い方をすると「うすっぺらい男が重厚に成長して"あるもの"を手に入れるまでの物語」なのだけれど、物語が進むにつれて俳優さんたち面持ちや目力が本当に変わっていくの。あれに心動かされてしまった。どうしようもなくて視線がそらせなかったよ。
そしてこの「あるもの」がなんなのかは、きっと観た人の数だけ答えがあると思う。手に入れた先に関する感想も、観た人の数だけきっとある。

アミューズで脚本と演出して出演するといえば我らが岸谷さんで、その横には寺脇さんという最強俳優がいらっしゃる。そんな先輩がたを見続け、そしてその先輩方に与えられたチャンスで着実に実力をつけてきた風間由次郎さん(脚本・演出)と猪塚健太さん(主演)だからできた舞台なんだろうなっていうのも感じた。
これは先輩方お二人も嬉しいだろうなあって。自分たちの作品の宣伝の企画とかその演出とかを託してきた後輩のこの開花。いやあほんと、アミューズの将来は明るいわ。
これからこのふたりにはガンガン舞台作ってやり続けてほしい。見に行きます!!!!!

まず演出は正直かなり攻めててすげえ好みだった。若手だからできることたくさん試してるなあっていう良さ。ピカピカギラギラゴテゴテ、最高!これまじネタバレになるからなんも言えねえ〜〜!!!みんな当日券あるから見に行ってくれ!!!!(なおここからこの記事終わるまで当日券あるから行けって言いまくります)。

あと音楽!!!あまりにもWEAVERの良さが出てて、なのにちゃんとミュージカル音楽で、感動した!!!めっちゃよかった!!!!(WEAVERは出演者と同じアミューズ所属のピアノ・ロックバンド。超かっこいい)
ダイヤモンドの原石たる脚本を磨く音楽で素晴らしかった。これ杉くんのつくる音楽好きな人は見に行くべきだし、音楽が上質なミュージカルが好きな人も行くべき。観に行った人みんなオーバーリングのサントラ欲しいと思ってるでしょ?僕は思ってる超思ってる。
音楽をメインに展開するシーンとかもあるから!みんな当日券あるから見に行ってくれ!!

あと役者みんなそれぞれスーパーカッコよかった……あれはご自身も役者でいらっしゃる風間さんだからこそ全員の良さを活かせたんだと思う、それくらいみんなハマリ役!
いやまあ推し贔屓あるかもだけど猪塚さんがめちゃくちゃカッコよくて…顔面もなんだけどやっぱり僕は猪塚さんの演技が好きだ…って痛感したよね…あの場面もあの場面も全部素晴らしかったし、あれをディレクションしているのが風間さんなんだと思うともう…アミューズの将来は明るい……。
人間の喜怒哀楽も絶望も怒りも愛もすべて体現するあのからだ、役とともにお芝居の真っ只中に成長なさるそのお姿!目の裏に焼き付いてる。そしてあの俳優向きなお声よ!くやしいなに言ってもネタバレになる!ほんと良かったんだよ!作中で最も最初と最後で顔つきが変わるのはきっと猪塚さんの役。あれを演じきるの、本当にすごい。鳥肌立ったよ。
みんな当日券あるから見に行ってくれ!!!!猪塚健太の演技があまりにも最高だから見てくれ!!!!

そして溝口琢矢くん。めっっっっちゃくちゃ可愛かった。彼がアミューズのおしゃべりクソ野郎だと知る前の僕が抱いていた溝口くんのイメージまんまだった。存在が光放ってた。でもそういう演技ってとても難しいんだよね、明るい子ってときどきバカに見えてしまうから。でもそうじゃないところも全て演じてくれてた。さすがすぎた。あと改めて思ったけど瞳で語るタイプの役者さんなんだなあ。目が雄弁。なのにドリフェス!で声優としても成長してるのほんとすげえな。

冨田健太郎くんも。どうしてもドリフェス!の印象が強かったけど、それを良い意味で塗り替えてくれた。そういう演技もできるんだ!?っていう感動をした。ていうかあれはあの役をトミーにくれた風間さんがすごいと思う。あとひたらすら顔面が綺麗。あと歌がね、よかった。アイドルモードのときには絶対聞けないであろう歌い方、歌声。決して喜びではない歌。あれに心臓ぎゅーって掴まれたような感じで、唇を噛んだシーンがあった。ネタバレになるからなんも言えねえ…。

溝口くんとトミーに関しては、ドリフェス!のライブを見たあとだからなおさらな面もあるけれど、俳優である彼らを好きになれてよかったなあと。もし彼らがアイドルだったらきっとハマってないから。
みんな当日券あるから見に行ってくれ!!!!!

ゴリさんこと加藤潤一さんマジ最高だった…キーパーソンというか彼ありきの舞台だったのかな?って思ったくらい。一歩間違えれば嘘に聞こえるセリフを真実と思わせてくれる役者さんってそんなにしょっちゅう出会えないけれど、ゴリさんはそれができる人なんだ、って思った。歌が抜群に上手いんだけど、そのお歌の説得力もすごかった。みんな当日券あるから見に行ってくれ!!!!

島ゆいかちゃんは初めて拝見したのだけれどアミューズまじ何人秘蔵っ子出てくるんだよ!?って思ったしめちゃくちゃ可愛かった…あんなに可愛らしいヒロインが似合いそうなルックス(めっちゃかわいい)と歌声(かなりうまい)の女の子にあの役柄とあの展開を与える風間さん天才かよ!!ってなったし、それに答えてみせる島さんもスゴい。これから注目する俳優さんに決まり。みんなもそんな島さんのキュートっぷりに打ちのめされに当日券あるから見に行ってくれ!!!!!

そしてねーー中村百花さん。このかたの演技も初めて拝見したのだけれど、正直いちばん泣かされた。大人の色気と余裕、そして迫力。ど迫力よ!ゴリさんと同じく役に説得力を持たせることが上手すぎて鳥肌が立つくらいだった。ゴリさんと百花さんの演じるキャラはへたすれば「こんな人現実にいるか?」ってかんじなんだけど、そう思わせないほどの演技の説得力。あとひたすらに歌がうまかった…聞き惚れた…あれは誰だって聞き惚れてしまうし興味を持ってしまうしあのシーンのあのキャラの気持ちもわかるわあ……ってかんじだからみんな当日券あるから見に行って!!!!!!!!!!

2回め見に行くのが今から楽しみ!だし、当日券追加真剣に考えてる。みんな劇場で会おうな!!!!当日券並んでくれ!!!その価値はきっとある!!!!いまを逃したらもう見られない。
あなたが何をどんなふうに感じて受け止めたか、それを知りたい。僕の好きな人に見てもらって、どうだった?どう思った?って感想を共有したくなる、そんな舞台です。

 

 

あたっくNO.1の千秋楽を観てきたよ

 

※戸谷公人さんが観たくて行ってきた人の感想です。ネタバレこみこみ。

 

あたっくNO.1千秋楽。
もう今日は推しの定点カメラしてたので覚書の追加。ちなみに4列目だったので推しよく見えました。

(6/6に観に行ったときの覚え書き:http://bookmarker35.hatenablog.com/entry/2017/06/07/000544 )

って、推しとか書いてるけど、もはや推しが云々とかじゃなかった。
なんかもう途中から彼は僕にとって目的だったはずの「推し俳優・戸谷公人」でなくて、その場で生きる寺内中尉ご本人だった。
寺内中尉、後輩に栄誉を取られるのがイヤだったり、あんなに乗りたがってた潜水艦が死にに行く覚悟だとわかった瞬間に俺が行く!って言わなくなったり笑、やなやつだけど、あの登場人物の中では彼が一番「人間」だなって思った。次点でかつもりくん。
僕は悟っちゃったりものわかりがよすぎちゃったりする人より、たとえ人としての器が小さくても、人間らしい人が好き。ダメなところなんか、人間なんだからあって当然なんだもん。それを糾弾する正義ぶった連中こそ僕は嫌いだ(今回の舞台にはそういう役はいなかったけど)。でもそのぶん寺内中尉はコミカルで愛嬌抜群だったり、尊敬してます!と言われることはなくても信頼を置かれることができる人だと思ったし、愛着がものすごく湧く人間だったな。寺内中尉はもう僕の中では実在してる。

舞台半ばから寺内中尉の目がずっとうるんで光を受けてキラキラしていて、かなしみとか悔しさとか苦悩とかいろんなものをたたえたその瞳の涙が美しかった。うつくしいって残酷だなと思った。

だから最後のシーンで堪え切れないようにボロボロと泣いて止まらなくなってしまったときも、あれは戸谷公人さんによる「演技」ではなくて、寺内中尉の心がありのまま現れてしまったんだってダイレクトに心に響いて、お腹痛かった。
あんな役柄、あそこまで突き詰めてやりきろうと思ったら、冗談抜きで魂を削って、寿命を削ってやるしかない。
そして僕らにそういう(まるで演技じゃないみたいな)演技を提供してくれる、戸谷公人さんを好きになれて本当に幸せだし、嬉しいし、まだまだ彼のお芝居が観たいって心の底から思った。
あとその涙のシーンね。最後に彼らを見送るところ。
人間って、泣きながら叫んだ瞬間、ほんとうにつくりものみたいに涙が光ってダイヤの雫が落ちるんだなと思いました。どんな演技よりも真実を見た、と思った。涙の宝石を空気中に散らした寺内中尉と古瀬中尉はほんとうに美しくて、だからこそ歯ぎしりするほど悲しかったです。

あ、前髪がハラリとなった瞬間の美しさに息ができなくなったことも書いておく。
追加で、戸谷さんの英語が上手くてびっくりしたことも書いておく笑 単音の発音が上手いわけじゃないけど、あのセリフだけ相当練習したか、むかし英会話とかやってたかだなと思った。発音というか会話の流れとか音の浮き沈みがめっちゃ英語だった。

本当に、あそこまで魂と体すべてを捧げて役になってくれる人、あの人を役者として好きになれて幸せです。あー戸谷さんー!すきー!!!!お肉食べて体重戻して!!!!お肉!!!お肉食べて!!!!!!!!

 

あたっくNO.1を見たよ

 

※ネタバレある感想なので読んだ後のクレーム受け付けません。

※戸谷公人さんが観たくて行った人の感想です。原作未読。

 ※感想というか覚え書き。

 

*****

 

 

前後左右の客がみんな号泣してるなか僕ひとり平然としていたので、僕は人としてなにかが欠けている可能性があるなと考えていた。

冒頭10分くらい…?もうちょっと経ってたかな。ある瞬間にオチが読めたから頭の中でバッとプロット組んでそれの答え合わせしながら見てた。
戦争もの嫌いな人でも確かに見られそう。

あとまじでみんな泣きすぎててびっくりした。僕ほんと涙腺キツイんだなって思ったというか、悪い言い方をすればお涙頂戴なので、僕はたぶんあと何度見ても泣かないだろう。
なんならこれが完全なるフィクションではないと聞いていたので(もとになった手記があるんだよね?たしか)、途中から大日本帝国軍にキレていた。戦争は圧倒的かつ絶対的にしてはいけないことなの!!!わかるでしょばか!!!!!

おおたまさきがステップ踏んだ瞬間「やっぱダンスのクオリティたけえな」って感動した。ていうかおおたまさき、ドリフェス!を経て演技上手くなったな?

ヨコがすごくよかった。ヨコと古瀬くん。役柄的に彼らの演技がよく見えないならあの舞台は失敗だと思うけども、それにしたってよかったなあ。上官から迫られるときに遠目からでも体がこわばっているのがわかる演技、それでも自分の意思を揺らがせない軸が見える演技。上官に怒鳴られてるときの腕のこわばらせ方がうまかったなあ。トップスの裾?ズボンのお尻のところ?をぎゅーってするのが。なまじオチが予想できてたぶん、なおさらきついなー、って思いながら見てた。

古瀬くんは笑顔が恐ろしいほど笑顔だったから、つらかったなあ。あの笑顔がしんどかった。ていうか古瀬くんのシーンぜんぶしんどかったわ。お願いだから笑わないでよって思ってた。素直に泣いてくれないとこっちがつらいよ、って。


そして言わせてくれ。
戸谷公人〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!世界よこれが僕の推しだ〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!って気持ちだった。

コミカルなシーンも、勘違いで本気で怒ってるシーンも、事実を知って受け入れられずに暴れてるシーンも、自分のしてきたことを反省(しているのであろう)シーンも、そして流暢に英語を話すシーンも、寺内くんだったんだよね。僕は推しを見に行ったはずなのにそこに推しはいなくて、寺内くんがいたんだよね。でも3回目のカテコのときに、なんか顔色が完全に変わってて「あっ、戸谷さんだ」って思って。そのくらい「役者」だった。そしてきっとそれに矜持のある人なんだなって思ったら、やめろますます好きになっちまうじゃねえか。
とくに、ずっと負けず嫌いで駄々をこねてたオラオラ上官から、事実を察して(知って)その事実を受け入れられないただの男に成り下がった瞬間が見事だった。上官とか、名誉とか、そういうのぜんぶひっぺがして、「そんなのってないだろ!」って行き場のない怒り、やるせなさ、どこにぶつけたらいいのかわからない自分の正義が破壊されたっていう事実を、目の前にいる人にぶつけるしか寺内くんにはきっとできなくて。さっきまであんなにコミカルな演技をしていた人が、まるで悲しみと怒りのまじわるところに立ち尽くして言葉を失われたようなあの怒りの演技。あれに圧倒されずに応酬していた古瀬くんもすごかったし、あああの時代じゃなければ彼らは本当に素晴らしいライバルであり親友という関係になれたのにと思ったらほんと旧日本軍にイライラした(?)。
ヨコ関係でいちばんきっついな、って思ったのは「このことは他の人には言わないでください」のシーンだったんだけど、あの瞬間の寺内くんの顔つきたるや。あの美しいお顔が、あんなに醜く打ちひしがれて、悔しそうで、それこそ握った拳のやり場もわからずに涙をたたえているさまを見てしまったら、ああこの人の演技もっと見たいと、思わざるを得ないでしょう。
あとヨコがチャリ乗ってるとこね。あそこまじしんどすぎて吐きそうだった(死にに行く前の最後のキャッキャタイムだもんしんどいわな)んだけど、そのヨコを見つめる寺内くんの微笑み…。かなしいような、いとおしいような、止めたいけど止められなくて、でも喜んでもらえて嬉しいみたいな、あの顔!役者になってくれてありがとう戸谷公人…。

戸谷公人サイコーだったのでチケット追加します。イェーイあと2回行く。ブロマイド3セット買ったよ。バカなのかな僕。バカなのかもしれない。でも楽しい。
戸谷公人という役者を好きになれて幸せだし、彼がアイドルでも声優でもなくて役者であってくれて本当に良かった。

 

 

ライブ参戦履歴

随時更新。(2016年分まで・2017年分は近々)

 

◎ライブ・イベント参戦歴

ポルノグラフィティ

☆OPEN MUSIC CABINET
07/04/21-22 さいたまスーパーアリーナ

ポルノグラフィティがやってきた
07/11/26 新木場studio coast
08/02/01 zepp tokyo

☆横浜・淡路島ロマンスポルノ'08 〜10イヤーズギフト〜
08/09/07 横浜スタジアム

☆FCUW3
08/12/13 ZEPP TOKYO

☆ROYAL STRAIGHT FLASH
09/03/20.21.22 さいたまスーパーアリーナ

☆東京ロマンスポルノ'09 〜愛と青春の日々〜
09/11/28 東京ドーム

☆∠TARGET
10/05/15 三郷市民会館
10/06/09 新潟県民会館
10/07/06 大宮ソニックシティ
10/10/01 熊本市民会館

つま恋ロマンスポルノ'11 〜ポルノ丸〜
11/09/10.11 ヤマハリゾートつま恋

☆幕張ロマンスポルノ'11 〜DAYS OF WONDER〜
11/12/24.25.31 幕張メッセ

☆FCUW4 "lab"
12/05/05 ZEPP diversity TOKYO

☆PANORAMA×42
12/07/16 愛媛ひめぎんホール
12/08/08 福岡サンパレスホール
12/09/27.28 日本武道館
12/10/01 大宮ソニックシティ
12/10/15 仙台プラザホール
12/12/27 大阪城ホール

☆Love E-mail from 1999
14/01/18.19 さいたまスーパーアリーナ
14/02/08 アスティ徳島
14/03/01.02 横浜アリーナ
14/03/29 福岡サンパレスホール

☆ロマンスポルノ'14〜惑ワ不ノ森〜
14/09/13 神戸ホットもっとスタジアム
14/09/20.21 横浜スタジアム

岡野昭仁ソロ SING IT UP
14/12/19 なんばHATCH

☆THE DICE ARE CAST
15/09/24 大宮ソニックシティ
15/10/23.24 日本武道館
15/12/15.16 横浜アリーナ
15/12/22 大阪城ホール

☆横浜ロマンスポルノ'16 THE WAY
16/09/03.04 横浜スタジアム


UVERworld

☆AwakeEve tour
09/04/04 代々木体育館

☆2016 ARENA TOUR
16/12/13 横浜アリーナ

☆2016 ARENA TOUR
17/02/10 さいたまスーパーアリーナ


【VALSHE】

☆TRANSFORMリリースイベント
14/08/04 ZEPP diversity TOKYO

☆LIVE the TRIP2014 -Lost my Identity-
14/11/08 舞浜アンフィシアター

☆君への嘘リリースイベント
15/02/07 越谷レイクタウン

☆歌劇演舞
15/07/05 ZEPP TOKYO

☆LIVE THE ROCK!!
14/08/21 福岡DRUM Be-1
15/09/06 渋谷O-WEST
15/10/03 舞浜アンフィシアター

☆ライブB♫収録
15/09/11 TBS

☆DISPLAY発売記念イベント
15/09/23 舞浜イクスピアリ

☆チームVALSHE忘年会〜今夜はパリピで無礼講〜
15/12/26 ベノア銀座

KinKi Kids
☆Mコンサート
14/12/20 京セラドーム
☆Nコンサート
17/01/01 京セラドーム

BUMP OF CHICKEN
☆”BFLY"
16/04/10 京セラドーム

【チーム・ハンサム】
☆ハンサムフェスティバル2016
16/12/18 東京ドームシティホール
16/12/29 国際フォーラム

ドリフェス!
☆風間圭吾生誕祭ティーパーティ
17/03/14 アニONカフェ秋葉原

☆KUROFUNE コール&レスポンスステージ ROCKな晩餐会
17/03/ アニONカフェ秋葉原

☆DearDream ”Real Dream”
17/05/04 zepp diversity

flumpool
藤原さくら

【フェス系】

テレビ朝日Dream Festival '12
12/10/18 代々木体育館

★RADIO MAGIC
14/05/31 大阪城ホール

★BBQ2014
14/07/19 ヤマハリゾートつま恋

テレビ朝日 DreamFestival'14
14/10/12 代々木体育館

★TIMMショーケースライブ
14/10/21 ZEPP diversity TOKYO

★ActAgainstAIDS
14/12/01 日本武道館
16/12/01 日本武道館

★BBQ2015
15/07/19 ヤマハリゾートつま恋

fm802 REQUESTAGE
16/04/29 大阪城ホール

★Amuse Fes!!
17/06/04 幕張メッセ

ドリフェス!KUROFUNEはいいぞ。

KUROFUNEが、やべえんだ。
あのな、KUROFUNEが、やべえんだよ。
この僕のボキャブラリーが死ぬことって(ボキャブラリーが死ぬ!とかふざけて言ってることはあるにしろ)、まぁそんなにしょっちゅうないのですが、昨日のDearDream 1stライブにゲスト参加した彼らを見て本当にボキャブラリーが死んだ。尊い、それしか言うことがなくなってしまった。(書くことはあくまでハマったばかりのド新規のにわかな感想なので、情報の間違いがあれば教えてください。感想に対するクレームは受けないよ!)

KUROFUNEとは、僕が絶賛ゴリ推ししている2.5次元アイドル応援プロジェクトドリフェス!内のユニットです。
ドリフェス!ってなんぞ?な記事はこちら(他にもいくつかあるので興味を持ってくださった方はぜひ)。
http://bookmarker35.hatenablog.com/entry/2017/03/17/003905

簡単に言うと、ドリフェス!プロジェクトのメインでもある5人組新人アイドルDearDreamの、KUROFUNEはライバルユニットなのです。設定上ではひとつ年上なだけでデビューは同時期のライバルだけれど、リアルの彼らはDearDreamのアミューズの先輩。最年少と最年長は7つ歳が違うのかな?それでもお互いに刺激し合いながら、歌もダンスも、アイドルを演じるということをやってくれています。超かっけえんだよ…

設定上では、片方がロックをやっていて小さなライブハウスは埋められる人だったんです。黒石勇人くん🚢。けれどもっと大きな場所で自分の音楽を、もっと多くの人に聞いてもらいたいと殴り込んだ事務所がアイドル事務所で、ユニットを組まなきゃデビューできないよと言われて相方を探すところからKUROFUNEの軌跡は始まります。そしたら同じ高校にいたんですね、とんでもなく麗しい美青年が。それが風間圭吾くん👑。…とまぁ、これはもう僕がヘタに語るよりアニメを見てほしい。第7話です。第7話だけドリフェス!っぽくないです笑。1話からじゃなくて7話だけ見てもストーリーはわかるはず!
とってもいい話なので、自分に行き詰まってる人、諦めたと思い込んでいるものがある人、強い光に引っ張られたい人、みんなに見てほしい。僕はこの話で救われました。
(アニメイトチャンネルやアマゾンプライムで見られます。まぁぶっちゃけゆーちゅーぶにもゲフン。あとレンタルDVDもあるはずなのでぜひ!)


KUROFUNEは2人組。たぶんジャニーズさんのKinKi Kidsさんとかをイメージしてもらえるとわかりやすいかなあ。
・勇人くん🚢が作詞作曲をする。アイドルだけど作る曲はロック(マジでロック、ポップロック)。
・歌詞もいわゆるアイドルらしい、キラキラしただけじゃない。ギラギラと燃える美しさ。ギターもギュンギュン。
・圭吾くん👑がダンスやパフォーマンスを考える。この人は設定上でもキャストさんも、アイドル(役者)として演じるために素の自分をステージでは全解放せずに、あくまでみんなが求めるその人の姿で有ろうとしてくれる。
・勇人くん🚢は帰国子女、圭吾くん👑はむかし子役だった設定。
・お互いが背中合わせで体を委ねあいながら、これから先お互いをずっと必要とする関係になる、最強のシンメ。関係性萌え諸君は全員アニメ7話を見てくれ。

実際のキャストさんたちふたりも、芸能界デビューが事務所殴り込みとオーディション準グランプリというだいぶ違うところから始まり、同じ事務所の中でもだいぶ違う道を歩んできています。
勇人くん🚢こと株元英彰(かぶもとひであき)さんは事務所に殴り込んだ人。事務所内の劇団プレステージに所属で叩き上げで過酷なロケとかもしてる。バラエティもできる子。
圭吾くん👑こと戸谷公人(とたにきみと)さんは王子様オーディション準グランプリ。仮面ライダーで人気が出てソロDVDなんかも出してます。ドラマとかにも結構出てるし年末のアミューズ俳優ファン感謝祭ハンサムイベントの10年選手。
演技のうまさはふたりとも保証する(僕が)。

ふたりは結成初期から「熟年夫婦」であることを公言、またふたりのことを古くから知るスタッフさんに「きみらふたりは上手くいくと思ってた」と言われるような関係。ライブを見ていれば信頼関係があるのがわかるし普段も、特に戸谷さんが株元さん大好き!!ってかんじでもう可愛い。関係性萌えって終わらないから怖い。まんざらでもない株元さんもソーキュート…。


そしてKUROFUNEの何がいいかって。
曲です。
曲が、いいんです。
もういいよ頼むよ聞いてくれ!とりあえず何も言わずこれを聞いてくれ!!

デビューシングル
「ARRIVAL -KUROFUNE sail away-」
PV:https://youtu.be/ifJgBfy51wM
歌詞:http://j-lyric.net/artist/a05c007/l03d1fc.html

はい!!!!かっこいい!!!!!!
PVも最高にカッコいいんですけど、曲が!歌詞が!これをロックのアーティストではなく「アイドルを徹底して演じている俳優」が歌い踊るその尊さ!好きにならずにいられねえ!
「夢だけじゃ物足りないんじゃないの?」
「傷ついても欲しいもの求める姿を見せてみなよ」
「望むだけじゃ手に入らないなら 叫べばいいだけ」
キャラクターの半生ともリンクしてる歌詞なんですが、だからこそ、まだまだ頑張りたいあなたにも、夢を実現させたいあなたにも、諦めきれないことがあるあなたにも、きっと届いてほしい。圧倒的に「聞いた人間の骨肉になる」曲だと思います。渾身、という言葉がこんなにふさわしい曲もない。
ちなみにこの曲はKUROFUNEの作詞作曲担当が作った設定になっています。


デビューシングル2曲め
「君はミ・アモール」
視聴:http://recochoku.jp/song/S1003877469/
歌詞:http://j-lyric.net/artist/a05c007/l03d1fd.html

ポルノのアゲハ蝶とかラブデス的な!曲ですね!ラテンというほどではないけれどメロディアスで、ロックという垣根を突き破って新たな表現を手に入れるメロディジャンルの曲。
PVがないのが悔しいくらいダンスがカッコいいんです!!!アプリだとちょっと蟹さんみたいなんだけど本人たちが踊るとクラクラするくらい素敵。戸谷さんの腕が長い(こなみ)。
歌詞も良いでしょう?「雨に濡れた街路樹 1人佇んだミラージュ」と韻を踏むところから始まり、「出会ったこと 偶然じゃない この証を受け取って」と繋がっていく。これはまるでアニメの中の2人の、そしてキャストふたりの出会いのようだなといつも思うんです。だってこのふたりじゃなかったらこんなに応援してないから!アニメの中の彼らも、キャストふたりも、そしてファンとKUROFUNEも、出会ったことは偶然じゃない。その証を受け取らせてほしいし、受け取ってほしい。そう思える誰かがいる人、みんなに聞いてほしい。
曲調も耳に残る素敵な曲なので、ぜひ。


デビューシングル3曲め
「シナリオ」
視聴:http://recochoku.jp/song/S1003877477/
歌詞:http://j-lyric.net/artist/a05c007/l03d1fe.html

これがマジで最高超えてて。
…最高超えてて!!!!!
これは設定上ではアイドルになる前に歌っていたものをアイドルとして歌うためにアレンジしたものなんです。だからとくにロックの匂いが強い。好きでしょみんなこういうの!知ってるんだから隠さなくていいよ!笑
「ただ与えられている今にもう飽きたんだろ?」
「命を感じるって瞬間に飛び込んで」
という歌詞を見てわかる通り、メッセージ性はとても強いけれど同時に余白も大きい。
いまほんの少しでも「自分の人生」とか、「やりたいことってなんだろう」とか、そういう壁、それがたとえほんの小さな壁であったとしても、大きな壁であったとしても、なにかと戦っている人の味方をしてくれる曲です。「どうせ人生を演じるなら、他人が書いた筋書きじゃなくて自分の書いたシナリオを演じきれよ!」という強いメッセージは、自分がどんなシナリオを描き、どんなふうに生きていきたいのか?誠実にこちらの目を見て訴えかけてきます。
大それたことじゃなくてもいい、じゃあ今日はどんなことをひとつ小さな目標にしようかとか、そんな日々の支えになる曲です。もちろん大きな目標に向かって船を出すあなたの船出を彩る曲としても最高。日々の中でも、あるいは大きな変化の中でも、「命を感じるって瞬間に飛び込んで」いるか?と自分と向き合う時間をくれる曲です。

他にもCDになっていない曲がアプリにたくさんあるのでぜひ!!!なんなら聞かせるから!!!!!!ほんと歌が上手いんですこの人たち!!!!!!!
戸谷さんは自分の片割れであるキャラクターの圭吾くん👑として歌うことを心がけてくれているのが伝わってくるし、実際歌声は戸谷さんじゃないみたいに聞こえる。役者魂だなと感動さえする。そして株元さんはキャラクターの勇人くんがロックだから歌い方もロック。あとこの人そもそもが福山雅治兄さん系のエエ声なので、歌もめっちゃうまい。安定感〜!!!


そしてそんなKUROFUNEのミニアルバムが!!!1stミニアルバムが!!!!7月に発売されると昨日のライブで発表されました!!!!!!!ありがとう世界!!!!!!!!!!
みなさんもよかったらぜひそれまでに、ドリフェス!の世界をのぞいてみませんか??

ちなみにその発売発表のときに新曲がサプライズで宇宙初披露されたんですが、新曲の話をするとき、戸谷さんが「言わなきゃいけないことがあって…オレたち実は今日…」って切り出して。その内容を知ってるはずの株元さんが「えっ!?何、重いやつ?」って絡み始めて、戸谷さんが唸りながら答えて株元さんが応じて…っていう茶番(笑)をしていて、なんだこのアラサーかわいいかよ!!!と頭を抱えました。好き。


これは完全に最近追いかけ始めた新規オタクの戯言ですが、
圭吾くん👑こと戸谷公人さんはまず顔面が美しい。アミューズの王子様オーディション準グランプリは伊達じゃない。ライブ中も本当にプリンスだった。
そして自分をよく見せる方法を知ってる。どの角度でどの表情でどの動きをすればいいのかわかってる。だからそういう角度や言葉を駆使してくる。それだけで十分魅力的で素敵でときめいてしまう。
なのに、まだまだって苦手なことも努力してくれる。実際、もともとダンスが苦手な方なんですが、昨日のライブではダンスがすごくうまかった。ツイッターでも練習がんばるぞ!って。自分を成長させる努力を怠らないのがファンに伝わってくるから泣いちゃう。
そのうえ「もっと大きな景色を見せる」「ついてきて後悔はさせない」って宣言してくれる。これはある意味最強のファンサですよ。応援している俳優が、これからも後悔させないよ!と自ら宣言してくれるほど幸せなことないよ。
そしてその「後悔させない」発言が、才能や生まれ持った美しさだけではなくて、本人の努力に裏打ちされているのを僕らは知っている。歌を歌うときすら、踊りにすら、そしてあらゆる場面で彼の役者としての矜持にも惚れ惚れする。そしてファンの前に立つときはきちんと「俳優・戸谷公人」でいてくれる。僕らが求める姿でいてくれる。だからその俳優スイッチが切れたところが可愛い(株元さん談)んだって。こんなん応援しないほうが無理じゃない?って気持ち。実際無理。

勇人くん🚢こと株元英彰さんはね、この人も顔が美しい笑
でもただ美人なだけじゃない。顔がかっこいいことと、表情が豊かなことってまったくの別だと僕は思っています。前者がアイドルで後者が俳優の良さって感じ。どっちも良いの。どちらかひとつだけでも素敵なのに、株元さんは顔がカッコよくて表情が豊かで可愛いハイブリッド。彼の笑顔を見ていると、なんか愛おしさが爆発して照れてしまう…。
ドリフェス!7人の中で、実はいちばん素が無邪気なのは彼なのでは?と思うくらい無邪気で愛らしい。何事も楽しんでやる、何事も誠実に向き合ってやるってかんじ。28歳なのにあんなに可愛くてどうする!?歌ってるときとか楽しくて嬉しくてたまらないっていうのがバリバリ伝わってくるくらい笑顔で、こっちまで幸せにしてくれる笑顔。
そして役者としてもスゲエなと思うほど役者としての矜持が強い、というか重い。株元英彰ではなくて役になる瞬間のスイッチの入り方たるや。オンオフがすごいの。株元さんがいなくなってキャラが現れる。本当にすごい、あの瞬間いつもゾクゾクする。役者だなあって。
なのに素のときはMCでイケボな茶々いれちゃうの、可愛すぎる…。持ちネタというか、劇プレの叩き上げで生き残ってきた感じがすごい。笑

あとふたり、仲良しなんですよ。かわいい。戸谷さんがおそろいの肩こり対策ネックレスを株元さんにプレゼントしたら株元さんがそれをなくしちゃうくらい仲良し。笑


さ、僕の戯言はもういいんです。
ドリフェス!、入り口はたくさんあります。
音楽からでもキャストからでも、アニメからでもアプリからでも、ゲーセンのカードゲーム機からでも。僕からでも!(あなたの好きそうな曲、選んで持って行きますよ!)
ぜひ、ほんのすこしでいいからドリフェス!に触れてみてください。ドリフェス!で検索検索ゥ!
DearDreamも、KUROFUNEもいいぞ……。

 

 

チェケラな日々のスタンプ

 

すっごくすっごく嬉しかった話。

ご近所に、家族ぐるみで仲良くしているご家族がいまして。僕と同級生のともだちと、おねえさんと、パパとママ。
でもそのおうちはもう僕の同級生もおねえさんも仕事で実家に住んでないのね。転勤あると大変だなあと思うのだけど。
で、いまはご夫婦住まい。最近そこのおうちのパパさんはパソコンが使えなくなったりすると僕をすぐ呼び出すし、ママさんは好きな韓流スターからきた英文メールの翻訳のために僕を呼び出すのね。笑
きゅうにふたりになったから、寂しいのもあると思うんだけど、僕も弟もすごくよくしてもらってる。よく果物とかお菓子とか、夕飯の煮物とか、韓国のお土産とかもらう(見事に全部美味しいからすごい)。

で、今日僕ちょっと副業でして。
このあいだ、同じ副業にパニック発作を起こしてうまく出勤できなかったりして、てんやわんやで、でも今朝はうまく出勤できた。家族もだし僕自身もとても安心して、がんばるぞーいって思いながらお外に出たらちょうどそのおうちのパパさんがいてね。
そのおうちのパパさんとママさんは、僕のうつ状態がやばかったときのこともよく知ってくれていて、差し入れとかくれてた。だからきっと心配かけてたんだろうね。
いつも通りにおはよーございます!いってきまーす!って手を振ったら、「しーくんが元気になった…」ってすごく喜んでくれたらしくて。たしかに鬱マックスのときの出勤できない僕を見た印象が強かったら、朝出勤するときに口角が上がってるだけで奇跡みたいなものだよなあ。
で、そのご夫婦が僕のためにおいしいたい焼きを買ってきてくれたんだって。母さんが電話で教えてくれた。僕がたい焼き好きだから。お休みなのにわざわざお出かけしてくれて。これからも頑張りすぎないで頑張れ、って。

いろんな人に見守られて救われて、本当にたくさんの手を差し伸べてもらいながら、僕は生きてるんだなって。僕なんか、僕なんか、と自責してしまうことばかりだし、自己肯定感は相変わらず低いし、希死念慮も強いし、早死にしたいけど、でもそんな僕のことを気にかけてくれて、大丈夫だよって言ってくれる人がいるというその事実。それだけで、涙が出そうになる。
こんなにたくさんしてもらってばっかりで、僕に還元できることなんか本当に少ないけれど、それでもいつか僕を少しでもかわいがって、愛してくれた人たちになんらかのかたちでたくさん、心からのお礼ができたらいいなと思うのです。家族はもちろん、友人はもちろん、すべての人たちに。

そのためには、いまできること。
決められた仕事にはできるかぎりちゃんと出勤すること。部屋をきれいに保つこと。出会うすべての人に誠実を尽くすこと。家族に誠実であること。

いろんな人からの愛情に、ただただ感謝が尽きない日々。せめてこの両の手の届く範囲で、愛情に応えられますように。これからおうちに帰ってたい焼き食べるの楽しみだな。たぶん美味しいはずだから、美味しいたい焼きのスタンプをぺたん。

どうでもいいけど、たい焼きは腹から食べる派です。僕でした。