人生のスタンプラリー

人生のスタンプラリー認定協会埼玉支部

ダイアリー18/10/25


俺だけのドリフェス!3rd シーズン、始まります!(シャランラー)

自殺衝動とうつ病が掛け算された結果、武道館終わってから死ぬつもりでエンディングノートから遺書から見事にぜんぶ準備してたし、代行関係も人に依頼してたし、いっそ見事なものだったと我ながら思うんですよ。
武道館が終わった直後に自業自得で抱いてしまった罪悪感と、めくるめく自殺衝動と、でも頭をぐるぐるまわるKUROFUNEの楽曲が、Whole New Worldが、僕を飛び込ませてくれなかったのだけれど。
自分の不誠実さとか軽率さとか、いろんなものが頭をよぎり続けて、嘔吐しっぱなし、楽しかったことが1つも思い出せずに、ドリフェス武道館を悲しい気持ちで終わらせるところだった。あやうく。完璧に自業自得なんだけど。

「そのとき誠実さを欠いてしまってごめんなさい、だけど、罪悪感を持ちつづけるのも誠実さとはまた違うものですよね」

好きな人がいるのだけれど、その人から、死ぬつもりだったってどういうことだ(意訳)というラインが来たところ話にはじまり、ぐるぐるいろんな話をして、ひとつのコンパスのような言葉をもらえた、と思う。

僕は頭がちょっと悪いので、平均的には一晩から数日で凪ぐと言われる喜怒哀楽のうち顕著に哀だけが、冗談抜きで1ヶ月くらい自責となって体に脳に引っかかり続ける。腕を切る習慣がなくてよかった。あったらずっと切ってそうだ。
いまもそれは抜けていないんだけれど。

何度も言っている、自分の理想としている∠RECEIVERになることを、僕は一度諦めた。そりゃ遺書揃えるくらいですからね。死ぬ前にやるべきことリストのいちばん上にあったそれに、二重線を引いた。
でも武道館終わって、なんかうまく死ねなくて(わざわざ2パターン用意してた死に方のハウツーが無駄になってしまった)、頭の中でこだまするとにかくいろいろとWNW聞いてたら、いろんな悲鳴とかもあったけど、とりあえずまぁ、現状生きてるんですよね。ちなみにめちゃめちゃ死にたいですなう。

でも武道館終わって…みたいなちょうどの区切りを喪失したいま、踏み切るための口実、あるいは許されるための大義名分、みたいなものがなくなってしまったので、踏み切るに踏み切れず。
……ってここまで書いて、仕事の休憩時間終わったので、仕事して、職場でいろいろあってまた飛び込み未遂しました。またというか22日の朝は飛び込み未遂もできなかったんだけど未遂したら駅員さんに止められて怒られた。そりゃそうだよな。すみませんでした。人に迷惑かけない死に方教えてください。

センター様が、「誇っていい」と言ってくれた、イケるっしょ!でしめてくれた、しかたないよ今日だって生きてる。イケるっしょ!されたのはドリフェス!になった僕らでもあった。OP曲とED曲を理想に掲げる2曲にして、死ぬまであと少し、僕だけのドリフェス!3rdシーズンを生きていくんだと思います。なんかもっと前向きな気持ちだったんですけどダメですね。さよなら。

 

ダイアリー18/10/22 「昨日」にとっての「明日」


ほんとに記憶がなく昨晩は寝てしまったんだけど、そーまの言うことは?ぜったーい!だからとりあえず昨日の明日である今日は生きないとなと思って出勤してて、でも死ぬつもりの気持ちで21日までにぜんぶ片付けたから、なんか生きながらえてしまったなと呆然としてる。飛び込む予定の電車何本か見送ってしまったよ。

昨日の夜シンプルに猛省するような出来事があって、布団の中でやっぱり死ぬべきなんだなあって思ってて、準備はできてたしいいか、って思って。
いま電車の中で昨日の写真見ながら、あんなに幸せ120%で楽しかった後でも最高なライブの記憶よりちょっもしんどい記憶の方が強く頭にインパクトを残す脳のシステムしんどいな〜などと思ったりもしてるんだけど、思ったけど、でもあの幸せ120%のライブも絶対絶対だいじで特別な記憶で、誰かがMCでこれを糧にしてつらいときは思い出して、みたいなこと言ってたのを、いままさしく噛み締めながらWNWのこと考えて頭の中の景色をぎゅーって抱きしめてる。
ちょっと耳にきてしまってるからイヤフォンで音は出せないけど、WNWは、「愛の襲来」って言葉は、今後の僕を象徴するひとつの曲とキーワードになっていくのではないかと思う。というか、なってほしいというか。ほんとに死んじゃうつもりだったから21日までに全て片付けたのに、「好きな人全員に愛で襲来する」ということが死ぬ前にやり残したリスト一行目になった。あーもーふざけんなよ、ふざけんなよ。駅でWNWのこと考えてたから、KUROFUNEが今朝電車に飛び込ませてくれなかった。「これからの自分」について考えてしまった。10/22なんてこないと思ってたしきたらその日に終わるつもりだったのに、「これから」って。これからの自分について考えてしまった。これから生きていく上で、の話。死ぬんじゃねえのかよ。そしたらなんか震えてしまった。ドリフェスが与えてくれる「あしたへ連れてってあげる」ってこれなのかな。

……いや、割とマジで死ぬつもりで身元わかるものとかカバンのわかりやすいところにも財布にも入れてたし机の上にエンディングノートも堂々と置いてきちゃったよ。

でも誇ってもいいよね、僕がドリフェス!に、KUROFUNEに懸けてきた、捧げてきた青春の大きさと強さは、そこにある(あえて現在進行形)の愛は本物だと思っていいよね。いまだにある、自分の応援と愛への自信のなさはどうしようもないけど、できることはやったよね。

僕はまだ∠RECEIVERにもWNWにもなれてない。せめてそのふたつに面と向かって向き合えるようになるまでは、僕はあなたですとその二曲に言えるようになるまでは、なんとか、なんとか生きていかないといけないんだな。バーカ!生きたくない!でも∠RECEIVERとWhole New Worldになるまでは死ぬことの許可も僕には下りない。そういう気持ち、いま。
しかも愛で襲来ってなんだよ抽象的すぎてなにしたらいいのかわかんねえよ。クソ。わかんねーけどやってやるよバーカ!!!!!みたいな。なんだろうこの胃からふつふつくるかんじは。∠RECEIVERとWNWについてちゃんと言語化するにはもうすこし思考に落としこまないとだけど。あー!とりあえず今日生きる!毎日死にたくなるし死にたいし死にたくてたまらないけど。あの二曲に向かえるようになるまでは、僕の死ぬ前にやるべきことリストは消えない。
∠RECEIVERになるっていうのだけ、達成できなかったのを甘えで死ぬまでにやるべきことリストから二重線引いてたけど。書き直す。

好きな人への手紙とかエンディングノートに投函してくださいってぜんぶ挟んできてしまったから今夜捨てよう。遺書送るわけいかないからな。

さて、仕事です。

とりあえず今朝。言語化は、またゆっくり。

 

ダイアリー 〜18/09/22 死ぬのが人生の最適解としか思えない

 

うつ病PMSが掛け算されて最悪な気分だ。死にたいとても死にたい。職場でカッター使うときは隣に人にいてもらうようにしている。腕を切らないように。管理職にはうつ病なの説明したけどたぶん伝わってない。心療内科の医者も僕のこと持て余してると思う。
僕は僕に一番甘いんだと思う。
うつだから、ADHDだから、ASDだから、と多少のことなら許されるようなカードを持っていて、意志が強ければそれらを封印してきちんと生活するんだろうけど、僕は甘いから、自分を投げやりにしてしまう。知らねえよ、僕のことなんか。僕のやったことで人に迷惑さえかからなければいい。未来に約束がされるのが怖い。誰かの邪魔や迷惑になりたくない。生きているのが怖い。
僕が全て悪いのに、付き合わされる友人も恋人も被害者だと思う。

僕は生まれ落ちた罪によって生き残る罰を背負わされた瞬間から、ずっと加害者だ。
誰に対しても。
罪人のくせに、と思う。
死んでほしいと思う。
こじれきっている自意識をなんとかできないものか、ずっと唸っている。
いい年のくせに気持ち悪いでしょう。
死ぬと迷惑かかるからさ、消えたいよね。みんなの人生からまるごと。


自分が何に飢えていて、自分が何にこじれているのか。120%愛されて甘やかされたい、なんてそれは責任から逃げたいのと同じだ。なんの責任も負いたくない僕が∠RECEIVERに胸を張れるわけもなく。
僕はどうなりたいのか。
できるなら今夜死にたい。
でも取引の約束してる人からしたら迷惑だよね。死ねない。死ぬのも許してもらえないというのはなかなかつらい。でもそれも年内までだ。
もう来年以降のチケットとるの、やめようかな。

 

 

ダイアリー 18/08/12 〜デデデイ楽しかったの日記

 

劇団プレステージ13回本公演、ディペンデントデイ、通称デデデイ!めっちゃ楽しかった〜〜!!!推しの殺陣をたくさん見た夏だった!!!!!いやまだ夏終わってねえけど!!!!!

以下、ツイートしたことのまとめも兼ねて簡単な覚え書き。千秋楽終わったのでネタバレ含んでます。レポじゃないからクレーム受けないよん。
ほんとにもっと通いたかった!株元さん好きすぎて頭飛んでしまいそうだった。推しという存在は偉大だ。


☆演出と風間由次郎さんの話

まず第一に、オープニングのかっこよさの話ししていい?あれすごい。あの布は「人を縛る」とか「がんじがらめ」の象徴なのだと勝手に思っていて、それを「誰か」が破ることで物語ははじまる。それは「依存」という「支え」の対象が「失われた」ことを示していて、すなわちリョウを失った瞬間のだいちゃんを暗示しているのかな……と思ったり。それを思って見たら切ない。でも喪失と回復は紙一重だな、って思わせてくれる舞台でもあるよね。

僕オーバーリングギフト大好き芸人なんですけど、それは少なからず自分が地球ゴージャス(寺脇さんと岸谷さんのアミューズ劇団みたいなの)が好きで、それをたくさん見て育ったからだと思ってるんですが、ゆじろさんももしかしなくても地球ゴージャス育ちなんだな、って今回確信しています。のちの物語のキーになる(そして核心である)イントロ、誰だかわからない「誰か」によって色付けられるオープニング、トドメを刺すかのような迫力のエンディング。ぜんぶ、ビンゴ!
ていうか、まずそーまが赤で太田さんが緑なことでもう100点w
あと、過去と現在を交差させる部分がもうすこぶるうまい!脚本の素晴らしさはもちろん、現実(メインステージ)から離れたところで最初の記憶を、最近の回想になるに従って現実たるメインステージに近づいてくる演出。遠くから近くへ。それをシブゲキというさほど奥行きのない舞台でつくりあげることのすごさ!

エンディング、もう言われていることだけれど「柵をなぎ倒して」出てくるのかっこよくない?????あの先頭に立つ株元さん好きすぎてどうにかなるわ。


☆太田将熙さん、石原壮馬くん、それからちよっとしたぼんやりしたあこがれ

太田くん あのイケメンにこの役させるのは劇プレならではだよなー!って思いつつ、俊敏な動きや長い足が目立つシーンも多くて本当に素敵!なによりあんな「ありえない」役柄を演じ切ってくれるところ、信頼できる。
あたっくと片想いを見て、(当時の)ダブルマサキに夢を見るブログを書いたけれど、だんつらとデデデイを見て、その夢叶えてもらってるなって思う。2人ともどんどんカッコよくなって、演技が魅力的になって、どんどん目を離せなくなる。オタクに夢みさせてくれてありがとう、ダブルマスカット。

石原くん。
どうあがいても最高じゃないですか!?超はまり役だし石原のオタク全員来てほしい!てかぶっちゃけ毎シーン毎シーンで「そーまってこんなに芝居うまいんだ!?」っていう(失礼だけど)感動をする…
かおるくんのだんつらでも同じこと思ったけど、石原くんのあのお芝居見たら、これ推してる人幸せだろうなって思う。将熙くんもだし、とみーもだしみぞたくもそうなんだけど、こんなに「進化の過程の目撃者」になれるんだよ、ふつうに羨ましいわ!まぁ負けてませんけど!笑

☆まなるさんの女子役天才すぎたし、後半、毎日自由にネタぶっ混んでくるのがまじで面白かった!!!!
太田さん見て「イケメン」って言ったり、階段から降りながら「とんとんとんとん♡ひののにとん♡」って言ったり、お風呂あがりに紅とかタッチ歌ってたり…wwww
千秋楽かぶちゃんに惚れてガチ(?)チューした瞬間ほんと腹抱えて笑ったwwwwww
ありーさんもなんだけど、「飛び道具」的でありながら、妙に地に足がついてて好きだった。ただ飛び道具で面白い、だけじゃなくてちゃんとキーになってくる役だったし。


☆株元英彰さんのお芝居だいすきおばけ

マジでマジでマジで株元さんの演技が好きすぎてなんで全通せめて前日じゃないのかと自分ばかなんじゃねえのかと思う。好き、好きすぎる。
まずさあ〜冒頭のさあ〜無邪気で可愛い「だいちゃん」からフード被って「リーダー」になる瞬間がさ〜もう芝居バケモノじゃーーーーんって思う。あの時点でもう好きじゃん????
ほんとにリョウちゃん、っていうワンコモードなときとリーダーのときの演技の幅がすごくて感動する。表情も、手をぐーにしたり踊らせたりするところもぜんぶ違う。でも同じ人、っていう、あのお芝居はすごい。あと「声」がすごいよ。キャッキャって声も、ドスの聞いた声も、絞り出すような声も、ぜんぶ無理なく出てて、ぜんぶリアル。前も書いたけど株元さんの演技ってとてもリアルでなまなましくて、「わかる、こういう人いる」とか、「僕も同じ立場ならこうなるかも」って説得力がとてもあるから、目が離せない……っていうか吸い込まれてしまう。
一番最初にディペンデントに対して「クズ」って言ってたの、自分に向けてでもあるんだよな、きっと……。

ツイートもしたけど、あの人ほんとーーーに泣くのうまい。そりゃ特技欄にも書くわ。リョウちゃんが死んだ、って新聞破るところでも頰に垂れてたし、最後の大臣追い詰めるところなんか鼻水垂らしながらズビズビ泣いてて。何がすごいって、「どんなに泣いててもセリフが明朗」なところ。泣いてるからセリフが詰まる、なんてことがないところ。役者魂、って思うし、ただ泣くだけの演技をできる俳優なら多分たくさんいる中で、彼のこういう部分はすごいな、って思う。もともとの声がいいこともあるし、ほんとハマり役……。っていうか、株元さんって女性役もできるし役を選ばないよね!どんな役やっててもハマり役。今回も本当にだいちゃんを心に住まわせて、よーく相談して、いろいろ試して、だいちゃんと共同戦線張って舞台に立ってるんだろうな。かっこいいよ、本当にかっこいい。大好きだ……。


☆KUROFUNE推しのぼやき

これは余談(蛇足)だけど、僕よく戸谷さんの演技を「こんなやついねえよ、っていう役が本当にいるような気になる、実在性を与えるのがうまい」って言うのだけど、株元さんとそこも対だなって思う(シンメ厨並みの感想)。とにかくなまなましくて、ドロドロして、きれいなだけじゃない、それこそ上澄み以外までガッツリ飲まされる(戸谷さんの演技が上澄みと言いたいわけではない、もちろん。むしろドロドロも飲まされる)、そういう演技。2人に共通して言えることは「尋常じゃない中毒性がある」ことだよ。
だって自慢じゃないけど僕そこそこほんとに名だたる名優たちを生で見て育ってきてるはずだし、ピュアに「うまさ」だけで言ったらこのふたりがぶっちぎりではないわけだよ!そんなんそりゃ市村正親と並べてどっちがうまいかってそりゃ市村さんよ!何回見たと思ってんだよ市村さんを!(母さんがファン)。だけど、そういう理屈を超えて「すき」って心ふるわせられる。ふたりの役者さんに出会えたことに感謝です……。
ふたりとも爆売れして……………
いや、ここ最近ほんと名だたる俳優さんの素晴らしい舞台をいくつか見たし、なんなら子供のときから親の影響でたくさん名作を見て育ったけど、「推し」に叶うものってないんだなって……この人のお芝居が好き、これが観たかった、そうやって震えられるの、幸せだなって。
戸谷さんと株元さんに感謝だなと……

そんな夏。

 

ダイアリー 18/08/01 〜男子はつらくないよ?を見た日記

男子はつらくないよ?2回目の観劇。今日が僕のチケットの中ではいちばん前。おめあては戸谷公人さん。正木郁さま、初主演おめでとうございます。

 

☆☆レポではありません。日記です。

☆☆ネタバレはしてないつもりだけど観劇後の感想です。

☆☆マジで日記です。クレーム受けません。

 

 

忘れてたんだけど、今日舞台のアフトクあって。推しのアフトク出演は昼だったんだよね。で、舞台の前に後ろの席の人たちが推しの話してて。とたにさん、いろいろ盛り上げていたらしく、見たかったなーーーー!!!!!仕事休めばよかったながんばれば有給とれる日程だったし、とか思ったらなんかずっと胃がキュルキュルしてて、でもそんなこと考えながら舞台見るの失礼だなと思って、そんな自分もすげえ嫌で。

舞台自体は男子校のバカを主役にしたコメディで、主演はかおるさま。その子の初主演の舞台の出演者一覧のいちばん最後、特別なところに推しの名前あって。でも僕個人的にはあんまりたくさんは見にいけなくて。脚本も演出もめっちゃ面白い。ほんとずっと笑ってる。ケラッケラ笑ってる。僕もサブカルクソ野郎だからぜんぶ知ってる、って思うし、わかる、わかるよナオキ……って、どっちのナオキにも思う。

で、そんなだから、推し、イエス我らが戸谷さん、活躍する。しかも、もうしぬほど芝居うまいの。「高校時代の5人」と「(8年後の)大人になった5人」が物語で交差するから10人出演してるなか、その教師役としてひとりだけどっちの時代もひとりでやらせてもらってて。でも、ちゃんとひとりでも8年間の幅を演じてくれてて、かっこよくて。最初のへにょったかんじのまじ新米教師が、8年経ってすこし先生として成長してることが、じんわり伝わってくるお芝居で。ああ、この人の8年間もいろいろあったんだろうな、って。その余白を思わせてくれるくらい説得力があって、普段の戸谷さんはそこにはいない、マジで「谷先生」なんだよね。どんな舞台でも、役に憑依されるのが本当にじょうずで、もうからの舞台をはじめて生で見てから一年以上経つのに、カーテンコールで役が抜けて本人に戻ってるの見ると毎回新鮮に驚く。
あと、戸谷さんのまばたきの演技が好き。目がパチパチしたりかっぴらいたりして、それがどんなセリフよりもわかりやすいの。

コメディだからアドリブも多いんだけど、アドリブもうまいし、他の人のアドリブ収拾つけることもできるし、若手がアドリブで笑いを堪えられないときのフォローもできるし、本人もコメディとてもうまいし、なにより殺陣のシーンももうビビるくらいかっこよくてひりひりして、ほんとにもう最高で最高でたまらなくてだな……。体薄っぺらいのに、殺陣だけやたらうまいんだよね、元仮面ライダーだからね、美しすぎてまじ定点カメラ。筋肉ないのになぜか殺陣が映えるのは手足がやたら長いから。最高かよ。
あと足が長すぎて座るとマジで小せえ。座ると現実味が急になくなる。あの、おすわりシーン、永久に見ていたい。

こっからは自分のちょっとネガティヴな話。

何が言いたいかってね、見てると幸せだって思ったの。僕は笑い飛ばせるけどファンの人はいい顔しないようなこともしでかすし、ちょっとばかだし、でも、舞台に立ってる姿みたら「ああこれだ」って。これが見たかったんだ、って、そのために今日きたんだってふるえる。もう好きでしょうがないな、って。

でも、僕自身がね、こんな仕事終わって直行舞台見て、そんなんのままでいいのかなって。オタクするには、もっと他のこともちゃんとしないといけないのになって。
いま(仕事のストレスを言い訳にしたくないんだけど)、仕事も永遠にばたばたしてるし、家のこと全然できてなくて、仕事も終わってるかわからなくて、貯金もそんななくて。
オタクだけして社会生活できるわけないのに、いいのかなって。
むちゃくちゃ最高な推しの前に、こんなみじめで、だれにも貢献できてなくて、家族にも迷惑かけてる自分がいて、いいのかなってめっちゃ不安になってしまった。
これはポルノのライブ前とかもそうで、なんか、今の自分はポルノに胸張って「ファンです」って言えるかなって考えたら、言えないかもしれない、って思ってしまう日がある。
今日も実際、仕事遅刻寸前でギリ間に合って。大急ぎで家出たからそのあと一応親に連絡入れてもぜんぜん返事こなくて。あ、そろそろ見放されるのかな、って。死ぬほど部屋汚いしいま。すげー散財してるのも知ってるし。
遊んでばっかりいるから、もう見捨てられるのかもしれないなって。それくらいいま家族のことも大事にできてないし、恋愛にも中途半端にしか向き合えてないし、仕事は相変わらずできねえし、って思ったらすげえ急に怖くなって笑。

推しの前にちゃんと立つ、っていう、キラキラ素敵な、星球みたいな時間はずっとは続かない。仮に(しないけど)全通したとしてもそれはあくまで非日常でしかない。エンタメは日常のご褒美やお宝であって、生活ではない。
ちゃんとback to the daily lifeを、日常をきちんと生きる、できそこないなりに人間として生きる、ってことをしないと、推しとかポルノとかに対峙できる自分にならないといけないんだって思いました。
作文。
好きが強すぎていつだって不安だし、自分嫌いが強すぎて、好きな人の前に立つ自分の醜さばかり見てしまうよ。

たぶんここ一週間の平均睡眠時間が3時間切ってるのが原因だと思います。ご飯食べて寝ようね。

 

ダイアリー18/07/25 〜推しに狂うという初体験

これは自分用のちょっとメモみたいなもの。
好きなものが好きすぎて、トチ狂っている自分の記録。ドリフェス!と僕の亜種かもしれない。KUROFUNEが大好きで、そんな自分が止められなくて、でも止められない自分が憎めないという話。きんぎょと話して、ああいま言語化しなきゃ、と思ったこと。自分の記録。

 

本当にトチ狂っちゃってる。全部の感覚とか理性とかマジで放棄してる。好きっていう感情が爆発するとこうなるんだなって。
貯金がどっかいった。
行動力ははじけた。
土日の休みがイベントパレードで、古い友人からの誘いを断ることが増えた。
ほんと、ごめんなさい、って謝りたい人、たくさんいる。
でも、今しかない。
ずっとそう思って応援してきた。

「いつか終わるプロジェクトだから、そんなことはわかりきっているから、終わるときに絶対に後悔しないように」
それが最初に、彼らを「推す」と決めたときの自分との約束だった。

片っ端から現場に行った。
片っ端からグッズを買った。
古い友人たちからは人が変わったようだと言われた。
でも別に人は変わってない。ただ、本性が出た、に近い。それから、いままでこの部分の自分を露出できる「推し」に出会ってなかっただけなんだ、とも。

11月になったら服が欲しい。もう随分買ってない。
11月になったらイベント関係ない旅行に行きたい。
11月になったら。11月になったら。

でもそれまでは。
武道館が僕にとっての聖地になるその日までは、僕はずっと「推しにトチ狂う自分」を止められないと思う。
好きが強いのは自覚していたけど、暴発するとこうなるんだなと。

今の自分が∠RECIVERにふさわしいか?
そう聞かれたら、一瞬詰まるけど。
でも、あえて言う。
ふさわしくはないかもしれないけれど、僕は自分の愛をひとつも裏切ってない。
バトルライブの2日目だって、僕はすべての好きなものを、すべて平等に愛したつもりだ。それは、胸を張れる。
∠RECEIVERには、呆れられるかもしれないけど、でも、自分じゃコントロールできないほど恐ろしい衝動的な愛情に、好きに、ひたむきでいられる自分を、その好きに向かって駆け抜けていく自分を、たぶん許してもらえるんじゃないかと思う。

自分がヤバいと思うほど、好きになれるものと出会えるのは、奇跡だ。それが、新たな自分や、新たな挑戦や、初体験をもたらしてくれるなら、なおさら、奇跡だ。
だけど奇跡ってタイミングだ。
今の僕にはきっと必要だった。
どん底だった精神状態から救ってくれたポルノと、そこから引き上げて就活を後押しして、仕事が辛くても「KUROFUNEのCD代……」って唱えて、一度うつ病患者として社会人をリタイアした僕を支えてくれた。間違いなく、あのタイミングの、そして今の僕に、彼らは必要だった。

大好きになれたものを、馬鹿みたいに追いかけ回して、身の破綻寸前になってもまだ、好き、ってこうやって喚き散らす、そんな自分だけは、嫌いじゃないと思える。
それを通してたくさんの愛を叫べること。推しや、新しくできた友人に、愛の言霊でできた花束を押し付けられること。好きなものによって生かされることで得られるもの。好きな人に、好きと言うこと。その花束を撒き散らして生きること。
そんな自分を許して、付き合ってくれる、大事な大事な友人がいることに、改めて気づかされたこと。ごめんなさい、より、ありがとう、を伝えたい人が、たくさんいること。

自分の好きにひたむきでいられる自分なら、すこしだけ許せる。ような気がする。


∠RECEIVER、ちょっと待ってね。11月にはまた、一皮向けた僕が、あなたに正面から向き合います。
KUROFUNE、ありがとう。大好きだよ。僕にとって武道館を聖地にしてくれるのはきっとあなたたち4人です。それまでずっと、あなたたちに愛だけ叫ばせて。

BGM:OVER THE SEVEN SEAS / KUROFUNE

7つの海を越えて KUROFUNEシングル感想

KUROFUNEの3rdシングルを初めて聞いたときにツイッターにわーって書いた感想、てにをは直して自分用に。

あらゆるクレームを受け付けません。僕の解釈は僕のものなので。

 


1.OVER THE SEVEN SEAS
あまりにも見事。
sail awayやblowin' windなど、最初の頃の歌詞から言葉を引用して、ひとりきりのロックンロールからここに至るまでを単語を駆使して描きながら、彼らのたどり着いた「サイコー超えたアイドル」としての「ロック」のひとつの完成形を見た。
この曲とともに、どこまでも美しい航海へ、4人で、僕ら乗組員を乗せて行ってほしい。

誤解を恐れずに言うなら、ARRIVALのときにあった「傷ついても欲しいもの求める姿を見せてみろ」という、ついてきたいやつだけついてこい」的な一種の選民的な思想がなくなった。すべての愛を引っ張ってくれるようになった。抱きしめるのではなく、同じ船の仲間として、乗組員として迎え入れてくれる。大丈夫だ、行こう、と。「一緒にいこう」と、ARRIVALのときの彼らが言うだろうか?と思うと、きっと言わない。
そしてこれを新たな航海へ進むひとつの区切りとして、過去を踏襲して、ちらっと振り返って、過去にさえ愛と感謝を告げるように相方と手を合わせて……と思うとCD裏ジャケがますます尊い。次へ、その次へ、止まらないと信じさせてくれて、ありがとう。
大好きすぎて、どうしたらいいのかわかんないよ。こんなに進化する過程を応援させてくれて、いきついたこの名曲、感謝してもしきれない。

2.RING 風間圭吾as戸谷公人

KUROFUNE /OVER THE SEVEN SEAS c/w RING
風間圭吾は戸谷公人だし戸谷公人は風間圭吾。本当に出会ってくれてありがとう。ふたりが交差しなければできない曲だと思う。こころ震える。勇人さんが書き下ろしたとしか思えないメロディの美しさは圭吾さんにふさわしくて、勇人さんだからこそ圭吾さんの伸びやかで美しい高音域を活かせたんでしょう。
最後のフレーズで、「次元が意味をなくした」んだ、本当に。
プリンスも、ラーメン好きな高校生も、王子様オーディションも、ヤカラも、ぜんぶ混ざって、そのすべてをあのフレーズに込めてくれたんだと思う。
バトルライブで「オレって本当はプリンスじゃないんだ」って言っていた戸谷さんのことめちゃくちゃ思い出す。こんなオレでも受け入れてくれますか、というひとつの問いかけ。
でもどんなにヤカラでも、どんな一人称でも、あなたは風間圭吾as戸谷公人というたったひとりの5次元プリンスなんだ。それを丸ごと愛したいと思わせてくれる最後のフレーズ。圭吾さんと戸谷さんに、プリンスじゃない瞬間を見せたとしても、応援を送ってもらえるというひとつの自信がついたから、「俺」と言うことができたんじゃないかな、と思う。応援が届いたんだ、"彼"に。
ほんとずるいよ、大好きだよ。アイドルになってくれて、ありがとう。

3.SINGIN' IS ALIVE 黒石勇人as株元英彰

「命を感じるって瞬間」に飛び込んだ勇人さんのひとつの答え、みたいなもの。与えられているいま、から、書きあがったひとつのシナリオ。まだまだ進み続けるための存在と決意の証明。あの勇人さんがこんな曲をつくるようになるなんて、本当に、本当に、アイドルになってくれてありがとう。圭吾さんと、株元さんと戸谷さんと、出会ってくれてありがとう。僕らを切り捨てることなく、全員仲間の乗組員として迎え入れてくれてありがとう。

「さあ、顔をあげろ!進む意志を見せてみろよ、ここで
歌う理由を俺にくれよ、そして…もっと遠くへ行こう」
大サビを心に刻みます。顔を上げて、進む意志を持って、それをあなたに見せるから。行動も伴わせてみせるから。あなたの「歌」という魂の声の、その理由になりたいと願うことくらい許してください。そしてそんなファンのエゴすら、いまの勇人さんなら、きっと笑って許してくれるでしょう。
もちろん圭吾さんのすべての「意思」だって、愛していくんでしょう。そうやってふたりが描く航海図、ずっとずっと見せてください。応援という星で、あなたたちを支えさせてください。
長い長い航海へ一緒に行かせてください。
気持ち良いロック、痺れるようなギターソロ、指先が震えるほどの歌詞。勇人さんなりの、そしてきっと株元さんが一緒に「アイドルってなんだろう」と葛藤してうみだしたひとつの答え、「明日へ連れて行ってくれる」を感じています。大好き。

 

勇人さんが株元さんでよかった。圭吾さんが戸谷さんでよかった。この4人がKUROFUNEでよかった。この5次元アイドルを好きになれてよかった。これからもひとりの乗組員として、KUROFUNEをきっと降りません。
たくさん救ってもらった愛をどう返していいのかわからない。こんなに愛に満ち満ちたCD、なかなか出会えない。せめてこれからも愛させてください。