人生のスタンプラリー

人生のスタンプラリー認定協会埼玉支部

報われたスタンプの巻

 

人生はスタンプラリーだと、敬愛するギタリストが言っておりまして。
http://haruichi.air-nifty.com/harujp/2006/07/post_cf20.html
もともとこのブログは人生におけるスタンプをおしたよ、という記録を書き残すために作ったはずなのに、気づいたらドリフェスのダイマブログになっていた。おかしい。いやある意味正解なのかもしれないけれど。

というわけで今日おした人生のスタンプラリーのお話。
フォロワーさんに会いまして。ふたりで会うの初めてだったってかいっかいライブでお会いしただけだったから案の定最初「ドコデスカー」だったんだけど気づいてくださって(ありがたい)、ポルノのライブDVD見たり嵐のDVD見せていただいたりしてはしゃぎ倒してきたんですけど(うぇ⤴︎ンディを見た)。
ご飯食べてるときにお礼を言いたくて、と切り出されて動揺していたら、「友人からのカミングアウトをさらっと受け止められたのはたぶんあなたの普段のツイートを読んで「そうなんだ」って思える下地が出来ていたからだと思うんです」と。

これスタンプめっちゃでっかいの押して良くないですか?笑

別のフォロワーさんにも「しーくんフォローしてなかったら性自認なんて言葉きっと知らなかった」って言ってもらったことがあって、そのときも心にでかいスタンプ押したんですけど。

僕が親族以外に(場合によっては職場でも黙ってるけど)カミングアウトしまくるいわゆるオープンな状態で生きているのは、そういう人がいてくれたらいいなと思うから。
僕は女の子と自分を認識できないけれど身体は女で、恋愛に性別は関係なくて、言ってしまえば広義のトランスジェンダーでパンセクシュアルなわけで、でもそれをこれだけ堂々と公言している人と出会うことってなかなかすくないから。
数字的には少なくないはずなんだけどね、いわゆるLGBTsって。
自分がカミングアウトしたときにいろんな対応されてきたからこそ、いざカミングアウトされたときに「あっそうなんだ〜」ってふつうに受け止めてくれる人がひとりでも増えたらいいなあって、その1つのきっかけに自分がなれたらいいなあって思ってわざとオープンにしているから、そういうことを言ってもらえるのがとても嬉しくて。

でもそのためにわざわざお礼を伝えてくれたり、自分なりに考えたりしてくれたのはそのフォロワさんが賢くて心が豊かな人だからなんだよね。きもちわるいな、って思ったら蹴飛ばせばいいし実際僕は少なくない数蹴飛ばされてきたから。でもそうしなかった、それはその人の心の豊かさのなすものだと思う。

今日はそれがとても嬉しくて(同時にとても恥ずかしくて頼んでいたポテトをじゃがりこみたいに端からもそもそ食べたりなどしてしまった)、ああなんか、言葉を書くことを億劫がらずに、かつオープンにする道を選んできてよかっなって。すごく嬉しかったから、今日は僕のカミングアウトが報われたスタンプ。これは、でかいです。笑

これからも何度でも言葉にしていこうと思うし、幸い言葉に立ち向かうのは苦手ではないし好きだから、いつか誰かにポジティブな影響を還元できるまで、僕は言霊を信じていたいと思う。それが報われた今日でした。どうもありがとう。