人生のスタンプラリー

人生のスタンプラリー認定協会埼玉支部

劇プレHaGTを見て思ったことたくさん〜株元さんとKUROFUNEと猪塚さんと由次郎さんとDVD再販してくれの話〜

 

お借りしてる(いいかげん返せ)劇プレのHave a Good Time? (通称HaGT)を見直したのだけれど、ほんとこのDVD再販してくれ頼む…。
アミューズ頼む…再販してくれ…。劇プレもそうだし、アミューズの舞台系全部そう。受注でいいから順番に月に1つずつ再販して。そうしたら僕らも毎月1つずつだから無理なくDVD買えて見る時間もあるから楽しめるし、アミューズにも再販するだけでお金入ってくるでしょ!!!!!!お願い!!!!!!


ということで、
☆株元さんとコウとKUROFUNEに想いを馳せた覚え書き
☆猪塚さんと由次郎さんの演技が好きって覚え書き
☆あとひとつだけくやしいことと本公演が楽しみって話
を書きます。あくまでぜーーんぶ僕の個人的な意見と感想なので、否定形な意見いっさい受け付けません!わかるとか、僕はこう思うよ!とか、そういう話は大歓迎。あとなんか間違ってる情報あったら教えてください。

ちなみに舞台「娼年」で猪塚健太さんに惚れ、ハンサムフェスでKUROFUNEにハマり、そこから劇プレを追い始めたド!新規です。とぷうたは観に行ったよ。


☆コウと株元さんとKUROFUNEの話

いまこのHaGTを見て、そこで「アイドル役」をしている株元さんを見て、そんでドリフェス!KUROFUNEとしての株元さんに想いを馳せるとちょっと泣きそうになる。
どんな気持ちで2.5次元やってるのかなあ。
すごく個人的になのだけれど、先日のKUROFUNEリリイベで「株元さん、ロックアイドル演じきるために、演技じゃない部分においても腹くくったんだろうな」ってふっと思ったのね。それはいままで腹括ってなかったということではなくて(腹括ってないと2.5なんてプロジェクト参加できないよね)、勇人さんと株元さんご本人がうまく結びついていない印象だったの。役者って…というかあらゆる他人になることが必要になる表現者って、役に憑依される・俳優ではなく役として生きるタイプか、あるいはあくまでご本人のまま、役と手を取って役を演じるタイプがいると思っていて、株元さんは前者だから。完全に勇人モードオンのときと、株元さんの普段のときが別人だったから(そして僕は彼の、役に憑依される表現者であるところが最高に好き!)。
隣にいるのが圭吾さんとご本人のバランスを絶妙に取っている戸谷さんだからなおさら、そう見えたのかも知れないけれど。
いままでの株元さんは、あくまで勇人さんは勇人さんとして演じて、ライブのときは自分のままみたいな印象を受けていて。だけれどリリイベのとき、あ、勇人さんと株元さんがイコールで結びついたのかな、って思った。自分がやることと勇人さんがやることが、イコールになったんじゃないかなと。勇人さんであり、株元さんでもある。生意気なことを言うと、株元さんの影に勇人さんが見えるようになった。
同時に戸谷さんであり、圭吾さんでもある。不思議だけど、それが成立する世界。エンターテイメントの新しいかたち。僕がそう思ってるだけかもしれないけど!だからこそリリイベでの「圭吾さんas戸谷さん」との絡みがすごくリアルで、かつ声アニさんのインタビューがすごくよかったんだけど。
そういう意味ではドリフェス!のasという表現サイコーだよなあ。僕もコウちゃんと一緒で楽しいことが大好き♡

だからこそ、株元さんいまどんな気持ちでKUROFUNEしてるんだろう?と思う。
ファンレター読むより練習しててくれて全然いいって思うけど、実際アイドル(を演じる俳優)になったらどうなのかな。脚本の上だからこそアイドルを演じきれた当時と、いま本人としてアイドルをやりきることを要求されている今で、見える景色はどう違うのかなあ。
雑誌のインタビューで、新しく楽器やダンスを基礎からやるより、今できる歌をもっと上達したいという話をしていたけれど、たとえばコウならなんて言うだろう。
コウみたいな、楽しいのが好き!楽しいからやってる!ってだけじゃ、KUROFUNEはきっとできないと思うから。楽しいから頑張れる、というコウに、どうして頑張れるの?って聞かれたら、なんて答えるんだろう。
株元さん、KUROFUNEが楽しいといいなあ。いや、リリイベめっちゃ楽しそうだったし戸谷さんとも意気投合モードみたいだし、きっと楽しいのだろうけれど。彼はコウほど単純ポジティブマンじゃないから、楽しい以外にどんな気持ちがあるのかなあって。
コウと対談してくれないかな株元さん(?)


☆猪塚さんと由次郎さんの話

今回改めてHaGTを見たとき、わかってたけど、由次郎さんの演技が僕めーーっちゃ好きって思った!!!オーバーリングでも思ったんだけど!!!
さっきも書いたけど役者さんって、役に憑依される・俳優ではなく役として生きるタイプか、あるいはあくまでご本人のまま、役と手を取って役を演じるタイプがいると思っていて、何度か演技を見たけれど猪塚さんは後者なんだ。それがいいんだよね。役に完全に飲まれて憑依されるんじゃなくて、「猪塚さんが演じる○○」として最高なんだ。彼の頭の中に役の子が住んでいて、そのことお話ししながらどう演じるか決めているような。由次郎さんがどうかはまだわかんないんだけど。
でも猪塚さんと由次郎の共通点を言うとしたら、「隣の役者に呼応する」ところ。
たとえば先日観てきたオーバーリングギフト。わかりやすいと思うからカゲツ(富田健太郎)の例を出すけれど、彼の演技が日に日に成長していた。トミーだって思って見てたら、あるときふっと「あ、カゲツだ」って。カゲツにしか歌えない歌を、カゲツにしかできない視線を作れるようになっていった。そしてそれに呼応するように、猪塚さんとアスターのコンビの演技も深化していった。同じ板の上の素晴らしい演技や、舞台本番中にしか生まれない感動や成長を、猪塚さんと役(のふたりでひとり)は拡大させることができる。舞台の上に生まれたちっちゃな奇跡を、バンって拡大させてオーディエンスに運ぶことができる、そのための演技ができる。板の上の空気とか、役者のその日のコンディションとか、そういうのに沿えるというか。そういうところが素晴らしい役者さんだなあ、と。猪塚さんも由次郎さんもね。
だからHaGTも何回も見たかった!けどせめてDVDで見られてほんとうによかった。
そして由次郎さんは、こういう素晴らしい脚本をたくさん演じてきたから、今回オーバーリングギフトを創りだせたのだなあ、と思うと感動する。それにオーバーリングギフトを生で見られたことにも感謝しちゃう。
ていうか猪塚さんと由次郎さんのコンビがめっちゃ好きなので今後も2人でなにか創ってください。


☆おまけの話

僕は基本的にはもっとはやくハマりたかった!という後悔ほど意味ないものはないと思っている(だって仮に18歳の僕にKUROFUNEを見せても良さや面白さがわからないと思うし、気づいて夢中になるにはそれに向き合えるだけの自分の成熟とタイミングが必要だから)。…のだけれど、HaGTとか他の劇プレDVDを見ると、猪塚さんときなりさんの演技は生でたくさん観たかったなあと思う。あのふたりがステージで対峙するところは見てみたかったな。きなりさんの芯と、それに呼応する猪塚さんの輝きは生で見てみたかったなあ。
だからこそ、オーバーリングギフトに間に合ってよかった。風間由次郎さんがはじめてつくり、猪塚健太さんが演じた舞台を生でみられた自分グッジョブ。

あとなにより!今年の本公演URA!URA!はHaGTと同じ福島カツシゲさんの脚本!!!!もうそれだけでめっちゃ楽しみ!!!!!四回行くんだけど、さらに当日券並びそうな自分がこええ。

 

ほんと!!!!!DVDを!!!!!!再販してください!!!!!!!アミューズ!!!!!!!!!!!!!!