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ダイアリー 18/08/01 〜男子はつらくないよ?を見た日記

男子はつらくないよ?2回目の観劇。今日が僕のチケットの中ではいちばん前。おめあては戸谷公人さん。正木郁さま、初主演おめでとうございます。

 

☆☆レポではありません。日記です。

☆☆ネタバレはしてないつもりだけど観劇後の感想です。

☆☆マジで日記です。クレーム受けません。

 

 

忘れてたんだけど、今日舞台のアフトクあって。推しのアフトク出演は昼だったんだよね。で、舞台の前に後ろの席の人たちが推しの話してて。とたにさん、いろいろ盛り上げていたらしく、見たかったなーーーー!!!!!仕事休めばよかったながんばれば有給とれる日程だったし、とか思ったらなんかずっと胃がキュルキュルしてて、でもそんなこと考えながら舞台見るの失礼だなと思って、そんな自分もすげえ嫌で。

舞台自体は男子校のバカを主役にしたコメディで、主演はかおるさま。その子の初主演の舞台の出演者一覧のいちばん最後、特別なところに推しの名前あって。でも僕個人的にはあんまりたくさんは見にいけなくて。脚本も演出もめっちゃ面白い。ほんとずっと笑ってる。ケラッケラ笑ってる。僕もサブカルクソ野郎だからぜんぶ知ってる、って思うし、わかる、わかるよナオキ……って、どっちのナオキにも思う。

で、そんなだから、推し、イエス我らが戸谷さん、活躍する。しかも、もうしぬほど芝居うまいの。「高校時代の5人」と「(8年後の)大人になった5人」が物語で交差するから10人出演してるなか、その教師役としてひとりだけどっちの時代もひとりでやらせてもらってて。でも、ちゃんとひとりでも8年間の幅を演じてくれてて、かっこよくて。最初のへにょったかんじのまじ新米教師が、8年経ってすこし先生として成長してることが、じんわり伝わってくるお芝居で。ああ、この人の8年間もいろいろあったんだろうな、って。その余白を思わせてくれるくらい説得力があって、普段の戸谷さんはそこにはいない、マジで「谷先生」なんだよね。どんな舞台でも、役に憑依されるのが本当にじょうずで、もうからの舞台をはじめて生で見てから一年以上経つのに、カーテンコールで役が抜けて本人に戻ってるの見ると毎回新鮮に驚く。
あと、戸谷さんのまばたきの演技が好き。目がパチパチしたりかっぴらいたりして、それがどんなセリフよりもわかりやすいの。

コメディだからアドリブも多いんだけど、アドリブもうまいし、他の人のアドリブ収拾つけることもできるし、若手がアドリブで笑いを堪えられないときのフォローもできるし、本人もコメディとてもうまいし、なにより殺陣のシーンももうビビるくらいかっこよくてひりひりして、ほんとにもう最高で最高でたまらなくてだな……。体薄っぺらいのに、殺陣だけやたらうまいんだよね、元仮面ライダーだからね、美しすぎてまじ定点カメラ。筋肉ないのになぜか殺陣が映えるのは手足がやたら長いから。最高かよ。
あと足が長すぎて座るとマジで小せえ。座ると現実味が急になくなる。あの、おすわりシーン、永久に見ていたい。

こっからは自分のちょっとネガティヴな話。

何が言いたいかってね、見てると幸せだって思ったの。僕は笑い飛ばせるけどファンの人はいい顔しないようなこともしでかすし、ちょっとばかだし、でも、舞台に立ってる姿みたら「ああこれだ」って。これが見たかったんだ、って、そのために今日きたんだってふるえる。もう好きでしょうがないな、って。

でも、僕自身がね、こんな仕事終わって直行舞台見て、そんなんのままでいいのかなって。オタクするには、もっと他のこともちゃんとしないといけないのになって。
いま(仕事のストレスを言い訳にしたくないんだけど)、仕事も永遠にばたばたしてるし、家のこと全然できてなくて、仕事も終わってるかわからなくて、貯金もそんななくて。
オタクだけして社会生活できるわけないのに、いいのかなって。
むちゃくちゃ最高な推しの前に、こんなみじめで、だれにも貢献できてなくて、家族にも迷惑かけてる自分がいて、いいのかなってめっちゃ不安になってしまった。
これはポルノのライブ前とかもそうで、なんか、今の自分はポルノに胸張って「ファンです」って言えるかなって考えたら、言えないかもしれない、って思ってしまう日がある。
今日も実際、仕事遅刻寸前でギリ間に合って。大急ぎで家出たからそのあと一応親に連絡入れてもぜんぜん返事こなくて。あ、そろそろ見放されるのかな、って。死ぬほど部屋汚いしいま。すげー散財してるのも知ってるし。
遊んでばっかりいるから、もう見捨てられるのかもしれないなって。それくらいいま家族のことも大事にできてないし、恋愛にも中途半端にしか向き合えてないし、仕事は相変わらずできねえし、って思ったらすげえ急に怖くなって笑。

推しの前にちゃんと立つ、っていう、キラキラ素敵な、星球みたいな時間はずっとは続かない。仮に(しないけど)全通したとしてもそれはあくまで非日常でしかない。エンタメは日常のご褒美やお宝であって、生活ではない。
ちゃんとback to the daily lifeを、日常をきちんと生きる、できそこないなりに人間として生きる、ってことをしないと、推しとかポルノとかに対峙できる自分にならないといけないんだって思いました。
作文。
好きが強すぎていつだって不安だし、自分嫌いが強すぎて、好きな人の前に立つ自分の醜さばかり見てしまうよ。

たぶんここ一週間の平均睡眠時間が3時間切ってるのが原因だと思います。ご飯食べて寝ようね。