人生のスタンプラリー

人生のスタンプラリー認定協会埼玉支部

ダイアリー 〜19/12/30

体がギクシャクする。
疲れているというわけではなくて、まだうまく馴染んでない、というか。いや、疲れてもいるのだけれど。
なんで年末ってこういうブログ書くんだろうね。まぁいいや。今年もいろいろありました、と思うけど、どこからが今年だったのかもはやわからない。あっという間、とは思わないけれど、いろんな記憶の比重の話だ。

今年の頭に打ち立てた目標は、なにひとつ成し得ないまま年が終わります。そういうタイプの一年だった。
たくさん友達ができたな〜〜!みんなに自分の性別や障害についてちゃんと話してないなあって思う。そういうの説明したほうがいいんだろうなあとは思う。草の根運動的にはね。だけどなんか、タイミングがなくて。トランスジェンダー自閉症スペクトラムですって、またブログでも書こうかな。別にそんなの言う必要ない社会にしたいけど、そのために、いまはまだカミングアウトが意味をなすと思ってるので。自分の好奇心のために他人に尋ねるのはバカだけどね。

本当ならもっと早くにしてないといけなかったのかもしれないことにたどり着いた年ではあった、と思う。
自分の腕の短さを、知ってはいたけど痛感したから、仕事と趣味と自分のライフワークを両立するためには「割り切る」ことが必要だとか。
やっぱり倒れてからの5年だか4年だか、僕わりといろんなところで無理してたんだなあ、とか。
でも自分を守るために自傷しちゃうなんて中学生かよ、とか。
じゃあ来年からどうしようかな、とか。

結局ずっと楽なところにいたんだなあ。しんどいことを直視するほど頑張れてなかった。自分があれほど誠実であることを求め焦がれていながら、自分自身にいちばん誠実じゃなかったな。
自分が悪いから、自分のせいだから、そうやって腕を切るのって、すっごいらくだもん。
そうじゃないと生きることさえ難しいくらい、本当にどうしようもないことも、まぁ、少なからずあるから、そういうのをまるごと否定したいわけじゃなくて、ただ、減らせたらいいな。
自分がこうしていればよかった、次はそうしよう、って反省で終わらせられたらいいな。
適度に「あいつがわるい」って怒れたらいいな。

このあいだちょっと魔法使いに会ってから、あー、自分のこと好きになりたいなあ、と思うようになって。僕がこんなこと言うのあまりにも情けなくて恥ずかしいのだけれど、でもそう思うので。
あと何年で死ぬかわからないけど(早めがいいなとは思うけど)、どうにか、なれたらなあ。

開き直るとはちがうけど、例えば僕がカッコよくなりたいとか、自分のこと好きになりたいとか、滑稽なんだよね。人から見たらお笑いぐさでしかないと思うし、僕だって自分で惨めな願望だなって思う。あまりに自分が不出来で不格好だから、すこし上を向くと、それだけで、自己否定しないと苦しくなる。そうだよ、滑稽だよ、ゴミだよ歩く粗大ゴミだよ、でも、それでもいいから、どうにかこうにか。どうにかこうにか、どうしたいのか。
自分のこと、ちょっぴりでも認めてあげられたらいいけど。自尊感情も自己肯定感も相変わらずないけど、でも、なんだろうなあ。頭の中がうまく動いてない、わけじゃないけど……。自分のこと好きになりたいなんて言う自分があんまりにも滑稽で恥ずかしくて情けなくて、でも、本心を言葉にするときってだいたい滑稽で惨めで情けないよね。女の子に告白するときみたいなもの。まぁこの情けなさも込みで、僕自身だという愛しかたが、できるようになったらいいな。

何年かぶりに、あけおめー、が封じられる正月がくる。やっぱり部屋は片付かない。大晦日のうちになんとかなるのか?またデスノート読んじゃいそうだなあ……