人生のスタンプラリー

人生のスタンプラリー認定協会埼玉支部

ダイアリー 18/02/24〜アミューズ音楽班のオタクが俳優班っていうかKUROFUNEに人生変えられた話

ドリフェス!と僕」の作文です。
ものすごい私情と私怨にまみれている、ただの日記です。あまりポジティブじゃないことも書きました。それも許せる人だけ読んでください。ただの日記なので一切のクレームを受けません。少しでも嫌な予感がしたら画面を消してください。お願いします。

ノークレーム、プリーズ!

 


ドリフェスと私、の作文がすごくTLに流れてきて、くまなく読んでは、みなさんの文章力や構成力、そしてドリフェス!というコンテンツへの愛情の深さを、なんというか愛憎しっちゃかめっちゃかで見ている。僕だって書きたいしあわよくばふぁぼられたい、ていうかめっちゃふぁぼられたい。でも僕にそんな文章力はなく、なにより、なんてったって僕とドリフェス、140字で語れてしまうのだ。

「僕のドリフェス!との出会いは2016ハンサムでイケメン2人が現れて速攻で「襲来」からの「開国&即位コンボ」をキメていかれたことです。その翌日にはアニメ走り終わって3日後にはKUROFUNEのCD買ってハンサム千秋楽でKUROFUNEに惚れたことを確信して、その勢いのままここにいたる。」

以上、である。

僕はもともと、アミューズのオタクだ。
ただしアミューズの俳優さんたちではなく、アミューズのミュージシャンのファンである。
ポルノグラフィティを好きになって人生の半分を過ぎ、FC会員になって10年が経ち、AAAやアミュフェス(前はBBQといった)に通っていた。ポルノのライブのために日本中を飛び回って、このあいだも埼玉から鹿児島まで行った。国内ならたいした距離じゃない。
BBQで気になった若手がいればワンマンにも行ったし、今でもよく行っている。去年のアミュフェス以来、阪本奨悟くんが気になって仕方ないので今年はワンマンに行きたい。

ハンサムライブ、という言葉は知っていた。「神木くんがポルノ歌ってくれるやつ」と思っていた。ドリフェス!というのも知っていた。事務所、なんか始めたんだなあ、と思って見ていた。
ミュージシャンが主題歌をやるドラマの俳優さんは覚えていたし、ポルノファンとしては三浦春馬くんには頭が上がらない。いつもバーターしてくれてありがとうな、と思う。

音楽と同じように、小説と観劇も、昔から我が家には日常的な娯楽だった。同級生の平均よりは多くの本を読んで育ってきたと思うし、人並みに舞台も観ているほうだと思う(ちなみに蜷川作品に目がない)。
あるとき、原作が好きである舞台を観に行った。たぶん監督さんが僕とは違う原作を読んだんだろうなと思うくらい、感想も言葉にしたくないような舞台だったけれど、ただひとり、今日僕はこの人を見にきたんだと思った役者さんがいた。一番好きなキャラの俳優さんがあまりにも素晴らしかったのだ。
帰りの電車でググったら、なんとアミューズ所属らしい。おまけに劇団プレステージとして、ポルノのギタリストのラジオに宣伝をしにきたことがあるらしい。全てのきっかけ、猪塚健太さんである。2016年の冬だ。

気にならざるをえなかった。
それから、同じくポルノファンでアミューズガチ箱推しのファン友だちに、猪塚さんが見たい、と言って見せてもらったのがハンサムだった。
ハンサムDVD、めちゃくちゃ面白かった。

びっくりした。アミューズってこんなこともしてるのかよ…。相変わらず手広いな…。
11月末だったので、その場で友人にハンサムに行きたいと頼んだ。とりあえずその友人の推しくんを覚えてその年のAAAに行ったら、めっちゃ歌が上手いのに歌えない演技しててなにやらせてんねんという気持ちだった(ちなみに平間壮一さんである、彼も華がある素晴らしい役者さんだ)。

そしていざハンサム。なんにも知らないのでとりあえずペンライトを買った。ロックは拳で語るものなので、生まれて初めてのペンライトというものを買った。場内BGMのポルノにはしゃいでいた。始まったら見目麗しい美青年たちが出て来て、なるほどハンサムだと思った。ハンサムたちがポルノを歌って踊ってくれた。楽しいな〜、と、思っていた。そのとき、突然アニメの映像が流れた。あっ、これドリフェス!かあ、とうっすらとした知識で思っていた。
襲来は突然だった。
襲来、からの開国&即位コンボだった。
正直よく覚えていない。頭を美という鈍器でぶん殴られたみたいな気持ちだった。
お二人の顔もかっこよかったんだけど、曲がびっくりするほどよかった。ザデイオブジ、と突き抜けるような音で始まるサビが気持ちよかった。サウンドもロックで好みだし、良い意味で耳に残る曲だと思った。のちのち設定を知るまで、彼らはミュージシャン役か何かなのだと思っていたし、ミュージカル俳優なのだと思ってさえいた。
その日、その気になる二人がバラエティコーナーで戦った。ソツなくこなす茶色いほうと、慣れてなさそうな黒いほう。黒いほうに至ってはなんか違う名前を呼んだ。圭吾?当時は「そこ間違えるってどんだけ緊張してるの」と思ったけど、いま考えたらあれは5次元として正解だったのだなあと思う。
…よく見たら顔もいいじゃん。見た目もキャラもデコボコで、かわいいじゃん。

帰りの電車の中で、ドリフェス、と検索した。サイトを読んでもわかるようでよくわからなかった。
僕より早くにドリフェス!にハマっていた後輩が「見てくれ」と言っていたアニメの1話がアマゾンプライムにあったのでとりあえず見た。
夜が明けた。気づいたらアニメを完走していた。何が起きているのかよくわからなかった。ただKUROFUNEという存在に心奪われて仕方なかった。頭の中でざわざわとARRIVALが鳴っていた。DearDreamも可愛いけど、僕はそっちじゃない、と思った。僕が引かれたのはKUROFUNEだった。ハンサムで見たやつだった。ハンサムが先だったからかもしれないけれど、この時点で僕は2人ではなくて4人と認識して、ああこういうコンテンツなんだ、と理解した。体得した、に近い。当時のドリフェス!はまだ2.5次元だったけれど、ハンサムのパンフとキャラクターを見比べたらすごく似ているように見えて、すんなり覚えられた。株元さんだけは劇プレのサイトを見た。

ハンサムから3日後、ARRIVALのCDを買った。シナリオのフルを聴いて悲鳴をあげた。アイドルのやることかよこれ、そうか、アイドルなのか。ならアイドルが好きだ。生まれて初めてアイドルを好きになった。

その週末のハンサムでは、躊躇いなく「君だけのHERO」できみとー!と叫べた。KUROFUNEが出てきたときは本当に興奮した。戻れないところまで来てしまったと感じた。現にその年末、僕は「2017年はARRIVAL -KUROFUNE sail awayをテーマソングにする」と書いている。あとなんかかおるくんの挨拶がすごかった。チヅ…と思って見ていた。

1月と2月に遡れるKUROFUNEとしての活動をすべて遡り、いままで実質ライブのチケットのためのお布施状態だったアミュモバをフル活用し、とりあえずアミューズがやってりゃいいやと課金をし、彼らの個人のお芝居も、遡れるものはほぼすべて見た(DVD見せてくれた人たち、ありがとう)。
3月、風間圭吾さんのお誕生日パーティに行った。ライブじゃないイベントってほとんど経験したことがなかったからどんなもんなのかと思っていた。すごく楽しかった。戸谷さんも株元さんも圭吾さんも勇人さんもそこにいた。帰りにハイタッチしたときのお二人の顔がまぶしすぎて思い出せない。

それからの転がり落ち方は、もう書くまでもないと思うけれど、去年KUROFUNEが揃うイベントはAGFのお渡し会と全国行脚博多以外は全部行った。その2つはどうしても仕事を休めなかった。
それが悔しくて、ちょうど転職先を探しながら働いていた時期だったから、土日休みで有給を消化しやすい仕事に転職した。
おふたりそれぞれの舞台にも行った。テレビも見た。長いこと音楽オタクだった僕の変貌に、友人たちがみんな唖然としていた。フォロワーに「なんてTLにディエンドがいるのかと思った」とまで言われた。あれは笑った。

この際なので書いてしまうが、ファン辞めてやろうか、と思ったことは、ある。何回か。
これを書くことで不快に思う人もいるかもしれないので、もしそう思ったらすぐに読むのをやめてほしい。これを書くことこそネガキャンかもしれない。ごめん。でも本当にあったことを書く。一切のクレームを受けない。
ツイッターの流行に乗って設置したお題箱で「ファンやめろ」「あんたがKUROFUNEのファンなんて恥ずかしい」「ネガキャンしてる」みたいなことがすげえたくさん来た。人として嫌いだという表明も何度か。めまいがした。長いことインターネットで音楽オタクしてたけど、そんなことははじめてだった。お題箱は削除した。そしたら今度はそれがaskになって、askを匿名では質問できないようにした。そしたら捨てアカからDMがきた。もう嫌になったから設定を変えた。
ファン、辞めてやろうかと思った。
でも、辞められなかった。
DDファーストライブ、各現場やコラボカフェ、VR、ファンミ、そしてアニメ、ツアーと、そういう匿名の人たちに怯えながらも追いかけ続けてきたのは…KUROFUNE現場はやむをえなかった2つ以外欠かさなかったのは、どうしたってKUROFUNEが好きだからだ。新曲が、アプリのストーリーが、アニメが、最高だったからだ。俳優としてのお二人が素晴らしくて素敵で、人生で初めて同じ舞台を複数回見たからだ。
僕は頭が悪い。頭が悪いから、きっと俳優やアイドルの現場ではするべきではないことをしてしまったこともあると思う。嫌いなものは嫌いと言ってしまうから、自分の好きなものを攻撃された気になった人もいたんだと思う。そうやって僕も攻撃されたんだと思う。
でも僕はバカだから、嘘がつけないのだ。
どんな嘘も必ずバレる。ほぼ確実に。よほど下手なんだと思う。そして、自分の「確かに動いた心」に嘘をついて、この心と体にほとばしる「KUROFUNEが好き」という気持ちをなかったことになんかできなかった。自分にすらうまく嘘をつけなかった。それくらい好きなのだ。

なにより、これはこういうマナーがありますよとか、こういう風にするといいよとか、大丈夫だよとか、支えてくれる友人ができた。だいたいみんな同じ沼に住んでいるから、兼オタのポルノファン仲間もいるし、コテコテのハンサムのオタクの人とも仲良くなった。その人たちのおかげで僕はなんとか現場をアウェーなりに楽しめるようになった。感謝してもしきれない。
ちなみに、これはいま僕にダイマを受けている各位に、そしてこれからドリフェス!にハマる人たちに伝えるために書くけれど、匿名凸なんて普通されないと思う。僕はご存知の通り敵を作りやすい性格をしているし。安心してほしい。むしろ、僕は胸を張って大事な友人だと呼べるひとがドリフェス!のおかげで本当に増えたのだ。だからぜんぜん大丈夫。お前ら全員KUROFUNEにハマれよ(暴論)。

BATTLE LIVEの日(同じCDを複数枚買うようになったのも、ドリフェス!にハマってからだ)、僕はあの日、ハンサムでKUROFUNEに惚れた自分の審美眼に感謝した。
ザデイオブジ、と、最初に頭にこびりついていたフレーズの瞬間、株元さんが、勇人さんが僕を示したように思った。ファンの幻覚だと笑われて構わない。あの瞬間、間違いなく、生きててよかった、と思った。そして、これからもKUROFUNEを応援したい、と。

僕はKUROFUNEが好きなのだ。
そろそろくどいかもしれないけど、何回でも言うくらい、好きでたまらない。
もう10年ポルノのファンクラブ会員してて、僕の頑張る原動力はほぼ彼らだった。ポルノが頑張ってるから、そう思って生きてきた。いつかポルノの目の前に立ったとき(そんな予定はないけど)、∠RECEIVERという名曲をつくってくれてありがとうと言ったとき、彼らにただ微笑んでもらいたい。彼らに恥じないファンでありたい。そう思い続けてきた。
きっと2016年の秋の僕に、ポルノ以外にもそういう存在ができると言っても、たぶん信じないだろう。
KUROFUNEが頑張ってるから。彼らが美しいから。僕も頑張ろうと思う。戸谷さんと株元さんがたくさん感謝を伝えてくれるから、僕もそうしようと思う。


僕はあした、ユメノコドウツアー横浜に参戦する。
正直、不安もある。アニメが終わって、でもまだKUROFUNEはアーティスト登録されていなくて、最新曲にはPVもない。彼らがこれからどうなるのか、わからない。
でも、いつ終わり、と言われても、絶対に後悔したくない。それくらいの強い気持ちと同じくらい、そんな腹をくくれない弱い気持ちもある。
どうか、KUROFUNEワンマンツアーをしてほしい。そしたら一緒に全国を走る。ポルノで慣れてるから容赦なく飛び回ってほしい。そして、いつか、いつか絶対、KUROFUNEで武道館を埋めてほしい。ファンのエゴだけど、でも、叶ってほしい。

僕はKUROFUNEが好きだ。
彼らのために僕が送れる応援はお金と時間しかない。あとはファンを増やすダイレクトマーケティングくらいか。ほとんど何もできない、と言って過言じゃないと思う。

それでも、応援をまだまだ送り続けたい。
いつか「ドリフェス!と僕」の作文の締めくくりが、「武道館が楽しみ」と書けるように願い、応援を送り続ける。

ドリフェス!っていうか、KUROFUNEと僕になっちゃったけど。

あしたも、楽しみだ。

書いてて思ったけど、VRシアターも、二次元のグッズを買うのも、痛バを作るのも、ファンミーティングという名称の場所に行くのも、一人でゲーセンに入るのも(DCD)、部屋をグッズで飾ったのも、ドリフェス!を好きになってから生まれて初めてしたことたちだ。25歳はKUROFUNEのおかげで楽しい初体験だらけの年だった。明日は、その締めくくりだ。