人生のスタンプラリー

人生のスタンプラリー認定協会埼玉支部

ダイアリー 18/03/07 〜武道館が「聖地」になる日

流行りの(?)ドリフェス!と私シリーズ。
思い上がりもいいところなクソオタクの日記です。意味わかんないこと言ってます。なんでも許せる人だけお願いします。一切のクレームを受けません。

トピック「ドリフェス」について

 

愛しているコンテンツが、一旦区切りをつけるらしい。ドリフェス!くん、きみだよ。僕はいまきみの話をしている。2次元の展開が終わるのに呼応して、3次元にも区切りがつくらしい。
区切りのファイナルステージを、武道館でやるらしい。KUROFUNEとDearDreamが、立ちたいと言っていた場所だ。

武道館を広いと思ったことが、実はない。毎年12月1日にAAAで行ってるし、わりといろんなアーティストを見に行っている。なにより僕が人生で初めて参戦したライブがさいたまスーパーアリーナだったから、僕の感覚では「広い=さいたまスーパーアリーナ」なのだ。ポルノグラフィティのOMCツアー、2万人ちょいとか入ってたんじゃなかったっけ。
だからファンミーティングやライブで連番相手やチケットを譲ってくれる人が、「席が悪くてすみません」と言ってくれるたびに、「いやこれたまアリだったら5列目くらいなので…めちゃくちゃ近いっす…」と思っていた。
武道館は特別とポルノは言うし、いろんなミュージシャンが言うからそうなんだろうなあ、と思う、けど、あそこは僕にとっての聖地ではないのだ。

でも僕はKUROFUNEと武道館に行きたい。何回もブログにも書いている。KUROFUNEと武道館に行きたい。できたら全国ワンマンツアーのあと、武道館に連れて行ってほしい。もう難しいのかもしれないけど。

特に思い入れもないのに、なんでKUROFUNEと武道館に行きたいのかって、株元さんが武道館に行くと言ったからだ。
武道館まではしょっちゅう行ってたけど、そこを通り越したのはFACE 2 FAITHのリリイベで日本青年館に行ったのが初めてだった。こんなふうになってんだ、と思いながら歩いて入ったそこは狭かった。狭いハコも好きなのでよしよしと思った。座席を探したら列が近すぎて頭抱えた。あんなんたまアリで言ったら、座席とステージのあいだ、警備員さんかカメラマンさんの位置だよ。

KUROFUNEのステージは、スゴかった。
そこで彼は言った。いつか隣の武道館に立つぞーって。勇人さんが、株元さんがそう言うなら。そこを目指すなら。ファンはライバルなので、彼らの見たい景色に連れて行かないといけない。だから絶対そこに連れて行こうと思った。そしてCDの売上枚数を見て、全然足りねえ、と気づいた。退屈なヒットチャートにドロップキックどころかギロチンの勢いで本気で布教したし(沼に落ちて立派な課金ユーザーに育った友人みんなありがとう)、できる限りで2次元にも3次元にも課金してきた。
バトルライブは、僕の応援のすべてみたいな奇跡の時間だった。でもその奇跡は、僕らの応援と、何より彼らの努力と愛に裏打ちされていることを、僕は知っているつもりだ。

アプリとDCDの終わり、そしてファイナルステージが告知された3月5日は、僕の誕生日で、なんつー誕生日プレゼントだよ、と思った。勘弁してくれよ。
でも、僕が真っ先に思ったのは、「今日で終わりじゃなくてよかった」だった。
まだ、猶予がある。ほんのすこしだけど。まだファンでいられる。コラボがあって新曲があって円盤が出て…そして武道館がくる。
そりゃ、もっと長く見ていたかった。もっと応援送りたかった。終わってなんかほしくない。でも、学生のころ留学していたオーストラリアの先生に見送られた日のことを思い出して、愛と幸福についてだけ考えることにした。
その先生はこう言って僕を送りだしてくれた。「帰国前日はみんな、もう1ヶ月いたかったって言うんだ。だけど、どうせもう1ヶ月いたって絶対あと1ヶ月って言うんだよ。だから今日がしおりにとってのベストタイミングなんだ。君の将来に幸福を」。

仮にあと1年ドリフェス!が続いたとして、僕はきっと「もう1年」と思うだろう。そしてこれはキャストもキャラも大人たちも同じだと思う。
死ぬとき、「やりたいことはぜんぶやった!もう満足!ハイ未練なく終わり!」と死ねる人なんて、いない、と僕は思っている。ただ、「未練はあるけど、やれるだけのことはやった、ベストは尽くした」と思える人はいると思う。僕はそういう人になりたい。「やりのこしたことはあるけど、やれることは全部やった」って。その日がその人にとってのベストタイミング。
ドリフェス!は、そのための時間をくれた。
キャラもキャストも大人たちも、まだ未練があるんだとしたら、ますます、これからの時間がありがたい。
例えば僕で言えば、終わりが見えるから、より大胆に動ける。いつまでイベントラッシュなのかわからないから貯金が、なんて言わずにすむ。そのあとでも貯められるってわかってるから。また次があるから…休みを取らずに後悔しないですむ。…いや今まで貯金のためにKUROFUNEを後回しにしたことないんだけど。今まで以上にできるってこと。仕事で福岡行脚いけなくて悔しくて、そのために転職したんだもん。

『いつ終わるかわからないものを応援するんだから、いつ終わっても後悔がないように、全力で応援する』
って、KUROFUNEを追いかけるときに決めて、いままで彼らと走ってきた。すがすがしいほど、後悔がない。ああしておけばよかった、と思うことが、ない。あーパシフィコにお花出しておいてよかった!とは思う。それどころか、彼らの道を、パシフィコから武道館に向かうまで、ほんのすこしでも伸ばせたのは僕らファンの応援なんじゃないかなと思い上がったりしている。エゴだけど。

武道館参戦自体は、僕にとっては、別に珍しいことじゃない。だけど、彼らが立ちたいと言うのを、ナマで聞いたから。その経験ははじめてだ。その場所に立つという彼らの夢を、僕らと一緒に叶えてくれるから。その日、武道館は初めて僕にとって「ライブ会場」ではなく「聖地」になる。その日まで、僕は応援を送り続ける。「聖地」を出たあと、大泣きして「もっと続いてほしかったけど、終わりが来年だったとしても、僕は同じことを言うんだろう」って思うのだろう。

武道館が僕にとって聖地になる日が、きてほしいような、きてほしくないような。でもいつかその日は必ず来るんだから、その日はドリフェス!にありがとうと言いたい。7人の素晴らしい俳優さんに出会わせてくれたこと、5次元として、14人で締めくくることを選んでくれたこと、ファンに最後の応援を送る時間をくれたこと、すべてに。

…それとこれとは別に、アプリの継続(せめて解放したストーリー見られるようにして!)とか、円盤とかフォトブックの要望メールをいまから書くんだけど。笑 手紙のほうがいいのかなあ、こういうの。

 

僕のKUROFUNEと武道館に行きたいシリーズの顕著なやつ
KUROFUNEは武道館に行くぞ
http://bookmarker35.hatenablog.com/entry/2017/07/02/220322

ドリフェス!と僕①
ダイアリー 18/02/24 アミューズ音楽班のオタクが俳優班っていうかKUROFUNEに人生変えられた話
http://bookmarker35.hatenablog.com/entry/2018/02/24/192552