「いま」のポルノグラフィティを聞いてくれ!ver2018
行く予定だったイベントが中止になって、週末は家で過ごそうなんて思っているみなさんこんばんは。仕事がもろにコロナのあおりを受けて日々しんどいオタクです。それなのに舞台に行けないフラグが立っていて悲しみに暮れています。
そんななか、サカナクションの山口一郎さんが「こんなときこそ…」と言っていたという内容のツイートを見て、いてもたってもいられずブログを書き始めました(見たツイートが消されてる?っぽいんで、ニュアンスですが…)。ファンによるアーティストプロモーション、要は「推しの歌を聞けぇ!」も力になれると。
ライブグッズ大人買いはちょっとハードルが高くても、音楽を聴くことがエンタメの力になるなら!週末自宅にいながら、楽しくなりたいしね!!
サブスクも収入になるって言うしね!
という建前で、僕が語りたいだけだけど!
いまこそ伝えたい、
「現在のポルノグラフィティ」の魅力!!!!!!
ここから先は音楽を再生できる環境で読んでそして実際に聞いてね!!!そして以下は全部オタクの妄言です!!
ポルノグラフィティといえばアゲハ蝶にサウダージ、ハネウマライダーに近年だとオー!リバルなんかがヒット曲ですが、10年以上ファンクラブに入っているものとして大声で叫びたい。
2018年にポルノがリリースした4曲、全部やべえ。
聞いてくれ。全部違うタイプの楽曲でこのクオリティは事件だ。
2019年にも神曲がリリースされているのですが、2018年のインパクトがすごい。1年間に4曲リリースって40過ぎて若手バンドか?と。2019年はデビュー20周年のお祭りイヤーでドカンとライブがあったこともあり、今回は2018年の曲についてパッションだけで書きます。
リリース順ではなく僕の話したい順ですが!ぜひ!ちょっと読んでちょっと再生ボタンを押して、あわよくばサブスクで買ってDLしてCDを買ってくれ~!!ポルノはサブスク解禁されてるので!!!!
1.Zombies are standing out
お前ら全員、ポルノグラフィティの渾身のロックンロールを脳天から浴びてひれ伏せ!!!!
東京ドームを満員にした20周年ライブで、ボーカル岡野昭仁さんが「ポルノグラフィティの新機軸」と言っていたゾンビ。
かkkkkっこいいでしょ!?!?!?!?
初めて聞いたとき、あまりのカッコよさに一時停止したのち、震えながら泣きました。
イントロから優勝です!そして、サビ終わりの「な!ら!ぬ!」が好きすぎて白飯食えるぜ!
刺激が強いサウンドは、逃げ場のないように緻密に計算されていて、圧巻のボーカルの声量と「表現力」、叫び唸るギター
漠然とした不気味さの中に、ゾンビの感情をにじませる歌詞。
ポルノグラフィティのロックは、いいぞ。
この曲、SONYさんの入れぞウォークマンのCMソングなんですよね。
「オンガクのは、オンガクの音」というキャッチコピー、だからこそ音の攻勢が緻密で逃げ場がない、と書いたんですが、デジタル配信のみで、テレビで披露されていないんです。
もったいなさすぎませんか??????こんなにかっこいいのに!!!!!
2.ブレス
圧倒的慈愛。
包み込まれるやさしさ、雄大な心。泣いちゃいそうになりますよねこんなの。
いや、泣きますからね。全員ライブに来てくれ。
何を隠そう、これはポケモン映画「みんなの物語」の主題歌でした。
「名曲にはならなくても たったひとつのyour song」
「格好つけずに声にすれば響いてゆく」
「ブレスのできない歌は誰も歌えやしない」
きみはきみの、僕は僕の物語を生きることを、やさしく柔らかく肯定してくれている、それこそ「物語」のような歌詞。ボーカルのあたたかい陽だまりのような声。
ポルノグラフィティの応援歌は、「がんばれ」って言わないから好きなんです。「ネガティブだって君の大事なかけら」と、無理に進むのではなくて、自分の足で大地を踏みしめることを教えてくれる。
恋愛だけがラブソングではない、のだとしたら、これもきっと素敵なラブソング。
…まあポルノのボーカルは、どこでブレスしてるのか不明な曲よく歌ってますけど…w
3.カメレオン・レンズ
エロ…え?エロい?ん?エロいけどエロくない!!!!
いや、これ「ホリデイラブ」っていう不倫ドラマの主題歌にしていただいてたので、エロいんですよ。エロいはず、なのに、例えば「裸」とか「ベッド」とか歌詞にないんですよ。
描かれているのは徹底して「同じものを見ているけれど、同じものは見えていない」という関係性。
「せめて同じ空を見れたらと君の肩を引き寄せてはみても
そこにはふたつの月が並ぶ お互いを知らないまま」
「不吉な声でカラスが鳴いた
あれは僕が君の空に放した青い鳥なのかもしれないね
美しい羽根だった」
歌詞の空白、あるいは余白が生み出すもの、掻き立てられる想像。
切なげなボーカル、まるでどこかから落ちていくような悲壮感さえあるギター。
この曲、ボーカルが主演で、ギターが演出みたい。
セクシャルで大人で神秘的で秘密の関係、でも歌詞は「関係性」の描写。新藤晴一の歌詞…。
それを丹念に表現できる、抜群のボーカル。
これこそ、僕がポルノを好きな理由です。
聞けば聞くほど苦しくなる、これもきっとラブソング。
PVはドエロいけどな。初めて見たとき、四十路のあまりのセクシーさにひぇってなったもん。
……
ここまで3曲聞いて、思いません?
ボーカル、歌、うめえ。
歌唱力はそりゃあもう日本屈指だけど、表現力がすごい。
どぎついロックも、ラブソングも、切ない大人な曲も。
カメレオン俳優、なんて言葉があるけれど、ポルノはそのタイプだなと思います。
曲の主人公に体を貸して、代わりに歌わせているみたい。
そうやって思えるほどの表現力と、それほど幅広い歌詞と楽曲。
ポルノグラフィティ、すげえ。飽きが来ない。懐メロどころか時代最先端ゴリゴリ。
4.フラワー
「こんな夜更けにバナナかよ」という映画の主題歌です。
…もう何も言えないよーー!!!!!
こういうのを「至高のバラード」っていうんですよ…。
なんて美しいメロディ、なんてきれいなボーカル。
世界中のすべての花からこぼれる雨のしずくだけ集めて撚り合わせたみたいな歌詞。
「そこに咲いているだけでこんなにも美しい」と、繰り返し、世界で一番好きなボーカリストの声で語りかけられるのは、本当に幸せです。
「聞いて」としか言えないな…。書きながら泣きそうなんですよね…。
とまあ、これが、「ポルノグラフィティが2018年にリリースした4曲」です。
同じバンドが?同じボーカルが?これだけの幅広い楽曲を?こんなに高いクオリティで??1年間で??
そうなのです。
「ポルノグラフィティは、いつだって今が最高」です。
2020年も、ぜってーやべえ曲がくるし、ライブやらないと息できない回遊魚バンドだから、きっとライブもあるし。
お家にいる週末、よかったらポルノグラフィティをyoutubeやサブスクで聞いてみてください。
歌詞カードもすてきなんです。紙で歌詞を読むとうっとりします。CDも欲しくなったでしょ?
「ポルノってこんな曲もあるんだ!」というイメージがぶち壊れたら、そのうちライブで会いましょう。
心の支えだったエンタメが自粛になっちゃったり、仕事柄人の多い場所を回避しないといけない大変な時期になっちゃいましたけど、いつだって音楽はあなたの、僕のそばにいてくれるので。
…あわよくば、ライブ映像も見てくれ。歌がうめえ、演出がいい、全部最高。
2曲目の「夜間飛行」と47秒くらいから始まる「MICROWAVE」ゴリ押しです。