人生のスタンプラリー

人生のスタンプラリー認定協会埼玉支部

ダイアリー17/12/06 拝啓、嘘でも前にさま

 

「嘘でも前に」を積み重ねていく。
嘘でも前に、とは、僕が敬愛するギタリスト新藤晴一さんの言葉だ。

「100%の自信をとり戻すまで「嘘でも前に」だよ。「嘘でも前に」行けるうちは前に行く。「嘘でも前に」行けなくなったそのとき考えよう。そうしてるうちに「明後日か明々後日か一週間後くらい先は、いい日さ」って思えるかもしれない。」

新藤晴一「自宅にて」2004/08より。

前のブログ( http://bookmarker35.hatenablog.com/entry/2017/08/03/000213 )に、自分を言葉で洗脳していく、僕の主人たる言葉に僕を先導してもらうためにたくさんの言葉を使う、と書いた。それはいまでも続けている。僕は幸せになっていい、幸せになるんだと唱え続けてきた。最初は嘘だったとしても、それは言葉にし続けているうちに真実に変わる。ニセモノだったとしても、ホンモノであるかのように自分に信じ込ませて、信じて立ち振る舞うことで、いつかはホンモノを超えられる。
この一年間、僕はずっと、嘘でも前に進み続けてきたんだ、と昨日ふと気づいた。
だからその前進を勢い付けてくれたWNWにあんなに心打たれて感謝しているのだろうし、いつかはホンモノになれるといまは信じられる。あの日の∠RECEIVERにそれを誓える。

最近、前進を体感した出来事が立て続いた。
ひとつは、好きを好きと言う僕の書くものが好きと立て続けに言ってもらえたこと。ひとつは、仕事でずっとできなかったことができるようになったこと。ひとつは、抗うつ剤が減って断薬までもう少しなこと。ひとつは、仕事関係でうまくいきそうなこと。
それから、人からの愛と縁を深く感じる出来事もたくさんあった。混乱して送りつけたラインにそんなあなたが好きだよと言ってくれた人、好きなものへ愛を注ぎ続けてと言ってくれた人。仕事関係でたくさんよくしてくれた人。会社の利益より僕の将来を考えて選択肢を提示してくれた人。職場で対峙している愛おしい子たち。
人生は愛と感謝でできているんだと、いまならわかる。きっと、端っこだけなのだけど。

あなたに前進なんかできない、と言われたことがある。その言霊はすごく強くて、ネガティヴで、呪いだった。ひとつの。それを言われた当時は本当にキツかった。それこそ薬の量が増えたくらいキツかった笑。
でも、いまなら思える。前進なんかできない、と言われたからこそ、僕は前進するために歩み続けてこられたのだと。あのときそれを言われたからこそ、僕は自分の「嘘でも前に」に矜持を持ってこられたのだと。だから、その言葉を言ってくれた人に、最大限の感謝をしたい。同時にそうすることで自分の呪いを解きたい。大丈夫、僕は前に進めている。それを僕は体感している。誰よりも僕自身が知っているし、誰よりも僕自身がそれを信じたい。大丈夫、僕は立ち止まってなんかいない。
うつ病になって狂いに狂った人生プランをなんとかするために、僕は着実に進んでいる。それは、そっくりもとどおりにはできないけれど、素晴らしいものが作れると、僕は信じている。僕自身を信じているし、僕を信じて愛してくれる周りのすべての人を信じている。
僕1人じゃ、僕を信じるってきっとできない。苦しいと思う。だけど、僕の好きな人が僕を好きと言ってくれるから。僕の好きな人が僕に全幅の信頼を寄せてくれているから。そんな僕のことを、僕が信じないでどうする、と思う。そういう全ての人たちに報いるために、僕は自分を信じてTHE DAYを繰り返していく。毎日、毎日。「踏み出すその一歩一歩が変えていける」、僕のTHE WAYを。毎日つくりだすA NEW DAYの角を曲がったら、僕が描いた脚本通りに幸せなみんなとそれ見てニヤニヤしてる僕がいる。たぶんポルノ聴きながらKUROFUNEのブロマイド見てる。笑

与えてもらったすべてをチャンスだと信じられるから、だから、嘘でも前に。嘘でもじゃなくて、本心から、前に。嘘でも前にをたくさん積み重ねたから、今の僕は、今日も明日もきっといい日だと思える。なにか悲しいことがあっても、それを糧にできるし、足が止まりそうになったらまた嘘でも前にを積み重ねられると思う。僕なら。大丈夫。

「例えば心の中の花束から一輪引き抜いて 誰かに渡したい
触れられなくても 目には見えなくても 感じられる僕らにそれは『ある』 」
これはポルノのSWITCHツアーで彼らが紡いだ言葉。僕は自分が進むためにたくさんのたくさんの、本当に美しい花束をもらいつづけている。それを自分に受け取る権利がある、僕は幸せになるんだと思える。僕も誰かにそれを贈りたい。恩返しもしたいし、誰かに花束を押し付ける人にもなりたい。きみにもあなたにも、推しにも笑、家族にも、愛する人にも。僕の言霊の花束が、いつかあなたを救いますように。
世界中に花束をぶちまきながら、その花びらで僕の世界を潤しながら、楽しく生きてやるからな。楽しく早死にしてやるからな。見てろよ。