人生のスタンプラリー

人生のスタンプラリー認定協会埼玉支部

ダイアリー18/05/25 〜Indigo Tomatoがすごくよかったという日記

インディゴトマト🍅みてきた!

見たあと感情がぐっちゃぐちゃになって、語彙をなくしたあと、感想を人にしゃべりながら震えが止まらなくなって笑、それを見た好きな人が見かねておてて貸してくれたからずーっとにぎってもらっていた。泣いちゃいそうだったしいまも泣きそう。
もともと家庭環境?なのかわからないけど泣くというのが下手で涙腺キツキツで、泣く訓練とかして最近は泣くようになったんだけど、泣く前に爆笑したり、涙がうまく出てこなくて震えたりするんだよね。涙の代わりを全部ことばで補ってきたから、ことばでうまく感想言えない、みたいになると本当に震える……笑 そして、泣きっぱなし、震えっぱなし、心にきすぎてもう一回行きたい。そんな舞台でした、Indigo Tomato。迷ってるなら是非見に行ってほしい。圧倒的で打ちのめされて打ちひしがれてもしまうけど、たくさん考えて、本当に心揺さぶられたし、なによりこれが日本オリジナルミュージカルというのがすごく嬉しい!日本のエンタメもまだまだアツいというか盛り上がってんじゃん、ってかんじ。

以下ネタバレもりもりな感想〜〜
あくまで感想と自分語りなのであらゆるクレームを受けません!

どこからネタバレかわからないから全部書く!!!!

 

 

 

サヴァン症候群って僕の自閉症スペクトラムと切り離せない障害(と呼ぶのあまり好きじゃないのだけど)だから、最初からずっと他人事じゃなかった。僕は天才型ではないけど能力にものすごく偏りがあるし、主人公はもちろん僕とはまるで違うんだけど、変な感情移入をした。あと僕ってすごく変、というか半端な共感覚があって、一部にだけそれがあるんだけど、数字と音はわかんないんだよな。文字と本のページには色も匂いも音もある。本のタイトル思い出せないときに「あの緑っぽい本」とか言う。共感覚というよりは発達障害のうちのひとつなんだろなーって思ってる。だからなんか、他人事じゃなかったというか。

自分が死ぬ前提でしか生きてないからあれなんだけど、ああやってどんなかたちであれ「存在を容認され愛される」というのは羨ましいなと思った。タカシだからできたこと。容認されるというと言葉がおかしいかもしれないけど、誰かが自分を好きでいてくれる、ゆるしてくれる、という確信みたいなものを彼は最後に得たのだろうし、それがシンプルに羨ましくて泣いた。
マモルくんも。彼はその名の通りの人生を歩んで来たしこれからも歩むのだろうけれど、もうひとつのチャレンジングなカードを選べたのは「まもってくれる」そして「絶対に味方をしてくれる」タカシくんの存在があるからで、あの兄弟は本当に美しいなと思った。
ただ美しいだけじゃなくて、ケンカしたり、サヴァン症候群の兄を抱える苦悩とかそれでキレてしまうところ、いままでずっと諦め続けて来た部分が描写されてたのも本当によかった。
なにより2人が本当に良かった。良い脚本に良い芝居、最高ですね。ふたりともびっくりするほど歌が上手いし、なにより平間さんが踊った瞬間ほぼ反射的に涙出て来てしまった。美しすぎる。演技も歌も素晴らしくて、サヴァン症候群演じるあの技術もすごいんだけど、踊った瞬間にタカシくんが普段そこにいる数字の世界を見せてもらえた気がした。世界を表現してくれる踊り手さんで役者さんだなって。
あと平間さんもみぞたくも声がすこぶる良い。あれは羨ましいレベル。
羨ましいといえば2人のオタクだよね、推しを追いかけてあの舞台に出会えるの最高すぎない?羨ましいわ!!!って素直に思いました。

最初から最後まですごすぎてあんま覚えてない(泣きすぎて記憶が飛んでる)んだけど、ものすごいインパクトがあったのは「お母さんの最後の言葉」なんだよな。その前にローズさんが「愛でも心を強いることはできない」って言っててすごくはっとして、そうだよな、って思ってたんだけど、そのあとにお母さんの最後の言葉がほんとうに言霊をもってふたりに響いたことがすごく嬉しかったというか救われた。言霊を信じているから。ハリーポッターで、ハリーのママがハリーにかけた守りの魔法みたいな、そういうことができるのは言葉だと思うから。そして言霊に宿るのは愛だから、愛で心を強いることはできないけれど、愛であなたを守りたい、愛であなたになにか残したい、愛をあなたに押し付けたいという気持ちがちょっと救われた気がしたんだ。そこかよ、って感じのポイントではあるけど、僕はやっぱりそういう言霊を使える人になりたい。自分の愛をあなたに伝えて押し付けていきたい。受け取ってくれたらそれでいい、捨ててしまってもいい。好きな人大事な人を迷いなく愛したい。愛するために僕に使える手段は、数字でも夢でもなく、ダンスでもなく、言葉だから。あなたに言葉の花束を押し付けて死ぬ、ために生きる。そう思った。

 

 

ダイアリー18/03/18 美しくなりたいと思う自分を許せるようになった話

ここ最近「美しい」について考えている。僕の行動指針、そして僕の好きなもの。僕は美しいものが好きだしそれに憧れている。

太宰が「醜と愚鈍とは死刑である」って書いていて、僕は醜と愚鈍そのものだと思っている。生まれつき希死念慮が強いし(これは脳のバグだけど)、自己否定の感覚が強いけど。

最近ね、明日も頑張ろうとか、仕事頑張ろうとか、先のことを見るのあまりにも自分らしくないこと思っちゃうんだよね。笑
カッコよくなりたいとか痩せたいとか思うのも、僕みたいな醜悪な人間がなにを言ってるんだろうと嘲笑する自分は確かに心の中にいる。いるんだけど、でも、頑張ろうとする自分を美しいと思えるようになった。
僕自身は僕をまだ美しいと思えないけど、美しくなりたいと思うこと、思ってなにか行動すること自体は許せるようになってきたんだ。そうやって自分を美しくしようとする自分を、ほんのすこしだけ美しいと思えるようになった。

王子様になりたいなあ、と僕は思う。ウテナ見たからだと思うけど。あと、butterfly effect見た影響もある。死にたくなったのもBEのせいだけど。あとね、人の影響、大きい。好きと言ってもらえること、文章を褒めてもらえること、そういうことが最近またあったから(お誕生日にほめて箱してくれた人ありがとうございました)、それが僕のちからになっている。
かっこよくて、誰かにとっての救いになれるような。憧れになれるような。そんな王子様。
だけど僕は王子様とは程遠くて。僕は好きな人を、大事にしたいと心を決めた人ほど、幸せにできないと思って手放してしまう。そして勝手に落ち込む。笑 ものも、そう。
だけど、僕はそれが自分の美しい姿だと思うから。いまは、また手放したものが恋しくて、しんどい、と泣きたくなったりすることがあるんだけど。でも、僕は自分が美しいと思うようにありたいと思う。
その瞬間の誠実を何度も積み重ねて生きていきたい。ほんとそれしか言ってないな。でもそれしか思えないんだよ。
自分が美しいと思えるものを愛していきたい。自分を美しいと思えるようになりたい。そう思うことを、そう思って行動することを、許せるようになった。自分をほんのすこし、ゆるせた、ような気がする。

あしたからまたちょっと仕事大変で、しんどいんだけど、なんとかしていきたい。もっとやりたいこと、やらなきゃいけないことはあるんだけど、それができない日がもしかしたら続くかもしれないけど、せめてその一瞬、一瞬に、自分に尽くせる最大限のベストを。

あしたからしばらくしんどい日々が続くけど、休みの日と定時で上がれた日にはジムに行って運動する。戸谷さんと太田さん見たら、やっぱり美しくて、ああはなれないけど、近づくことはできると思いたい、と思ったから。僕は美しくなりたい。容姿への尋常じゃないコンプレックス、なんとかしたい。目指せ標準体型!!!!!!!!

そして勉強。秋の試験のための勉強と、英語のキープ。それから最近読書できてないぞ、読書。コンスタントに読もう。月2冊は読もう。4月半ばまでは大変かもしれないけど。
ドリフェス!も絶対後悔したくないから最後までとつばくあけて、全力で追いかける。
大丈夫。頑張れる。明日死んでも後悔しない夜だけを迎えよう。ちゃんと早死するために、ちゃんと生きよう。

あなたにも、そして僕自身にも、愛で襲来を。

 

http://bookmarker35.hatenablog.com/entry/2016/09/01/005212

ドリフェス!と僕、の日記(便乗したかっただけ)

KUROFUNE、愛してるぜ。


トピック「ドリフェス」について


前に書いたやつだけど、リンク貼るだけ貼らせてください。たくさんの人が気持ちを叫んでいるから、僕も混ぜてほしくなった。こういうの、便乗せずにいられないタイプなのだ。

どちらの記事もすごく読む人を選ぶのでなんでも許せる人だけお願いします。ドリフェス!を愛していて、武道館を楽しみにしているオタクの日記です。ただの日記なのでクレームは一切受けません。


パシフィコ横浜前日の日記

アミューズ音楽班のオタクが俳優班というかKUROFUNEに人生変えられた話

http://bookmarker35.hatenablog.com/entry/2018/02/24/192552


3/5を経て書いた日記

武道館が「聖地」になる日

http://bookmarker35.hatenablog.com/entry/2018/03/07/225416


ファンの応援なんて、所詮ファンのエゴでしかない。こっちが勝手にやってること。それを愛してくれて、ファイナルステージをきちんと告知してくれて、それまでライバルとして一緒に突っ走る猶予をくれて、ありがとう。ドリフェス!くん。

ファンの数だけファン活動があるけど、「続くって告知を待ちながらハラハラ送る応援より、これがファイナルステージだから全力でその瞬間の応援にベストを尽くしたい!」と、思う。これが僕の応援の送り方。他の人には他の人なりのやり方があると思う。すべてが彼らの糧になりますように、と思ってしまうのもまたファンのエゴ。応援って書いて、エールと読むけど、同時にエゴって読むんだろう。

それでも、応援を送るの、やめないよ。ファイナルステージまで、満喫しきってやるからな。


ダイアリー 18/03/07 〜武道館が「聖地」になる日

流行りの(?)ドリフェス!と私シリーズ。
思い上がりもいいところなクソオタクの日記です。意味わかんないこと言ってます。なんでも許せる人だけお願いします。一切のクレームを受けません。

トピック「ドリフェス」について

 

愛しているコンテンツが、一旦区切りをつけるらしい。ドリフェス!くん、きみだよ。僕はいまきみの話をしている。2次元の展開が終わるのに呼応して、3次元にも区切りがつくらしい。
区切りのファイナルステージを、武道館でやるらしい。KUROFUNEとDearDreamが、立ちたいと言っていた場所だ。

武道館を広いと思ったことが、実はない。毎年12月1日にAAAで行ってるし、わりといろんなアーティストを見に行っている。なにより僕が人生で初めて参戦したライブがさいたまスーパーアリーナだったから、僕の感覚では「広い=さいたまスーパーアリーナ」なのだ。ポルノグラフィティのOMCツアー、2万人ちょいとか入ってたんじゃなかったっけ。
だからファンミーティングやライブで連番相手やチケットを譲ってくれる人が、「席が悪くてすみません」と言ってくれるたびに、「いやこれたまアリだったら5列目くらいなので…めちゃくちゃ近いっす…」と思っていた。
武道館は特別とポルノは言うし、いろんなミュージシャンが言うからそうなんだろうなあ、と思う、けど、あそこは僕にとっての聖地ではないのだ。

でも僕はKUROFUNEと武道館に行きたい。何回もブログにも書いている。KUROFUNEと武道館に行きたい。できたら全国ワンマンツアーのあと、武道館に連れて行ってほしい。もう難しいのかもしれないけど。

特に思い入れもないのに、なんでKUROFUNEと武道館に行きたいのかって、株元さんが武道館に行くと言ったからだ。
武道館まではしょっちゅう行ってたけど、そこを通り越したのはFACE 2 FAITHのリリイベで日本青年館に行ったのが初めてだった。こんなふうになってんだ、と思いながら歩いて入ったそこは狭かった。狭いハコも好きなのでよしよしと思った。座席を探したら列が近すぎて頭抱えた。あんなんたまアリで言ったら、座席とステージのあいだ、警備員さんかカメラマンさんの位置だよ。

KUROFUNEのステージは、スゴかった。
そこで彼は言った。いつか隣の武道館に立つぞーって。勇人さんが、株元さんがそう言うなら。そこを目指すなら。ファンはライバルなので、彼らの見たい景色に連れて行かないといけない。だから絶対そこに連れて行こうと思った。そしてCDの売上枚数を見て、全然足りねえ、と気づいた。退屈なヒットチャートにドロップキックどころかギロチンの勢いで本気で布教したし(沼に落ちて立派な課金ユーザーに育った友人みんなありがとう)、できる限りで2次元にも3次元にも課金してきた。
バトルライブは、僕の応援のすべてみたいな奇跡の時間だった。でもその奇跡は、僕らの応援と、何より彼らの努力と愛に裏打ちされていることを、僕は知っているつもりだ。

アプリとDCDの終わり、そしてファイナルステージが告知された3月5日は、僕の誕生日で、なんつー誕生日プレゼントだよ、と思った。勘弁してくれよ。
でも、僕が真っ先に思ったのは、「今日で終わりじゃなくてよかった」だった。
まだ、猶予がある。ほんのすこしだけど。まだファンでいられる。コラボがあって新曲があって円盤が出て…そして武道館がくる。
そりゃ、もっと長く見ていたかった。もっと応援送りたかった。終わってなんかほしくない。でも、学生のころ留学していたオーストラリアの先生に見送られた日のことを思い出して、愛と幸福についてだけ考えることにした。
その先生はこう言って僕を送りだしてくれた。「帰国前日はみんな、もう1ヶ月いたかったって言うんだ。だけど、どうせもう1ヶ月いたって絶対あと1ヶ月って言うんだよ。だから今日がしおりにとってのベストタイミングなんだ。君の将来に幸福を」。

仮にあと1年ドリフェス!が続いたとして、僕はきっと「もう1年」と思うだろう。そしてこれはキャストもキャラも大人たちも同じだと思う。
死ぬとき、「やりたいことはぜんぶやった!もう満足!ハイ未練なく終わり!」と死ねる人なんて、いない、と僕は思っている。ただ、「未練はあるけど、やれるだけのことはやった、ベストは尽くした」と思える人はいると思う。僕はそういう人になりたい。「やりのこしたことはあるけど、やれることは全部やった」って。その日がその人にとってのベストタイミング。
ドリフェス!は、そのための時間をくれた。
キャラもキャストも大人たちも、まだ未練があるんだとしたら、ますます、これからの時間がありがたい。
例えば僕で言えば、終わりが見えるから、より大胆に動ける。いつまでイベントラッシュなのかわからないから貯金が、なんて言わずにすむ。そのあとでも貯められるってわかってるから。また次があるから…休みを取らずに後悔しないですむ。…いや今まで貯金のためにKUROFUNEを後回しにしたことないんだけど。今まで以上にできるってこと。仕事で福岡行脚いけなくて悔しくて、そのために転職したんだもん。

『いつ終わるかわからないものを応援するんだから、いつ終わっても後悔がないように、全力で応援する』
って、KUROFUNEを追いかけるときに決めて、いままで彼らと走ってきた。すがすがしいほど、後悔がない。ああしておけばよかった、と思うことが、ない。あーパシフィコにお花出しておいてよかった!とは思う。それどころか、彼らの道を、パシフィコから武道館に向かうまで、ほんのすこしでも伸ばせたのは僕らファンの応援なんじゃないかなと思い上がったりしている。エゴだけど。

武道館参戦自体は、僕にとっては、別に珍しいことじゃない。だけど、彼らが立ちたいと言うのを、ナマで聞いたから。その経験ははじめてだ。その場所に立つという彼らの夢を、僕らと一緒に叶えてくれるから。その日、武道館は初めて僕にとって「ライブ会場」ではなく「聖地」になる。その日まで、僕は応援を送り続ける。「聖地」を出たあと、大泣きして「もっと続いてほしかったけど、終わりが来年だったとしても、僕は同じことを言うんだろう」って思うのだろう。

武道館が僕にとって聖地になる日が、きてほしいような、きてほしくないような。でもいつかその日は必ず来るんだから、その日はドリフェス!にありがとうと言いたい。7人の素晴らしい俳優さんに出会わせてくれたこと、5次元として、14人で締めくくることを選んでくれたこと、ファンに最後の応援を送る時間をくれたこと、すべてに。

…それとこれとは別に、アプリの継続(せめて解放したストーリー見られるようにして!)とか、円盤とかフォトブックの要望メールをいまから書くんだけど。笑 手紙のほうがいいのかなあ、こういうの。

 

僕のKUROFUNEと武道館に行きたいシリーズの顕著なやつ
KUROFUNEは武道館に行くぞ
http://bookmarker35.hatenablog.com/entry/2017/07/02/220322

ドリフェス!と僕①
ダイアリー 18/02/24 アミューズ音楽班のオタクが俳優班っていうかKUROFUNEに人生変えられた話
http://bookmarker35.hatenablog.com/entry/2018/02/24/192552

ダイアリー 〜18/03/04 ファーストバースデー

「毎日を明日なきものとして生きる」
って、むかしUVERが掲げてて。僕それすごく好きで。

人生の転機、というものがいくつかあるとしたら、そのうちのひとつがきっかけで僕は本当に早死にしたい派なんだけど、最近それが加速気味。誕生日に早死にしたいと言うのもどうかと思うけど笑、でも、ひとまず目標にしていた(うつ病ドン底のとき自分に課した)30歳というのも、もういいのかなあ、みたいな気持ちになりつつある。
たとえばあした死んだとして。ライブ行きたかったなあとか、仕事の引き継ぎ資料作り終わってないやとか、そういうことはあるとして、それ以外にどんな後悔が残るか。考えたら、目を見て好きと言いたい人がいるし、会いたい人がいるし、行きたい場所がある。

9/10・11が僕のセカンドバースデーで、3/5は僕の生まれた日。
毎年お誕生日とか年末年始には「今年のテーマ曲」みたいなのを決めるんです。
人生のテーマが∠RECEIVERだとしたら、26歳のテーマはKUROFUNEの「Whole New World」。
「永遠でさえ消せはしない輝き」を、積み重ねていきたいなと。
軽率な未来より、その瞬間にすべてを尽くす誠実を積み重ねて、やっと届く明日に。好きなことへの全力を、何度だって積み重ねて、自分という輪郭を愛でかたどっていけたら。
堅実になりたいわけではなくて、ただ、いまよりももっと「いつ死んでもおかしくない」という気持ちで生きていきたい。実際、いつ死んでもおかしくない。だから、僕は幸せは全勝を狙う。明日の朝、目が覚めなかったとしても、幸せ全勝を狙って生きてきた証があれば、許せる気がする。自分をね。

「毎日を明日なきものとして」「幸せ全勝を狙いながら」「一瞬の全力を誠実に積み重ねて」「好きなものや人のところに愛で襲来する」
そんな年になりますように。いうまでもなく、ボーダレスに。あらゆる偏見から自由で、自分の目で虚構を射て、この耳で意志を聞いて。

好きなものが増えて、その分悩みや不安も増えた25歳だった。大きな転機もあった。もういい加減僕もこどもぶっていられない。わかっているけれど、もうすこし。
自分を無条件にゆるしてくれる他人を探す夢ばかりみる近頃。自分で自分をゆるせるようになりたい近頃。

なにより、僕の人生を支えてくれた家族に、友人に、愛している人に、好きな人に、全てに感謝を。大好きな人やものが多すぎて、溺れそうな幸せを噛み締めています。いつもありがとう。

 

ダイアリー 18/02/24〜アミューズ音楽班のオタクが俳優班っていうかKUROFUNEに人生変えられた話

ドリフェス!と僕」の作文です。
ものすごい私情と私怨にまみれている、ただの日記です。あまりポジティブじゃないことも書きました。それも許せる人だけ読んでください。ただの日記なので一切のクレームを受けません。少しでも嫌な予感がしたら画面を消してください。お願いします。

ノークレーム、プリーズ!

 


ドリフェスと私、の作文がすごくTLに流れてきて、くまなく読んでは、みなさんの文章力や構成力、そしてドリフェス!というコンテンツへの愛情の深さを、なんというか愛憎しっちゃかめっちゃかで見ている。僕だって書きたいしあわよくばふぁぼられたい、ていうかめっちゃふぁぼられたい。でも僕にそんな文章力はなく、なにより、なんてったって僕とドリフェス、140字で語れてしまうのだ。

「僕のドリフェス!との出会いは2016ハンサムでイケメン2人が現れて速攻で「襲来」からの「開国&即位コンボ」をキメていかれたことです。その翌日にはアニメ走り終わって3日後にはKUROFUNEのCD買ってハンサム千秋楽でKUROFUNEに惚れたことを確信して、その勢いのままここにいたる。」

以上、である。

僕はもともと、アミューズのオタクだ。
ただしアミューズの俳優さんたちではなく、アミューズのミュージシャンのファンである。
ポルノグラフィティを好きになって人生の半分を過ぎ、FC会員になって10年が経ち、AAAやアミュフェス(前はBBQといった)に通っていた。ポルノのライブのために日本中を飛び回って、このあいだも埼玉から鹿児島まで行った。国内ならたいした距離じゃない。
BBQで気になった若手がいればワンマンにも行ったし、今でもよく行っている。去年のアミュフェス以来、阪本奨悟くんが気になって仕方ないので今年はワンマンに行きたい。

ハンサムライブ、という言葉は知っていた。「神木くんがポルノ歌ってくれるやつ」と思っていた。ドリフェス!というのも知っていた。事務所、なんか始めたんだなあ、と思って見ていた。
ミュージシャンが主題歌をやるドラマの俳優さんは覚えていたし、ポルノファンとしては三浦春馬くんには頭が上がらない。いつもバーターしてくれてありがとうな、と思う。

音楽と同じように、小説と観劇も、昔から我が家には日常的な娯楽だった。同級生の平均よりは多くの本を読んで育ってきたと思うし、人並みに舞台も観ているほうだと思う(ちなみに蜷川作品に目がない)。
あるとき、原作が好きである舞台を観に行った。たぶん監督さんが僕とは違う原作を読んだんだろうなと思うくらい、感想も言葉にしたくないような舞台だったけれど、ただひとり、今日僕はこの人を見にきたんだと思った役者さんがいた。一番好きなキャラの俳優さんがあまりにも素晴らしかったのだ。
帰りの電車でググったら、なんとアミューズ所属らしい。おまけに劇団プレステージとして、ポルノのギタリストのラジオに宣伝をしにきたことがあるらしい。全てのきっかけ、猪塚健太さんである。2016年の冬だ。

気にならざるをえなかった。
それから、同じくポルノファンでアミューズガチ箱推しのファン友だちに、猪塚さんが見たい、と言って見せてもらったのがハンサムだった。
ハンサムDVD、めちゃくちゃ面白かった。

びっくりした。アミューズってこんなこともしてるのかよ…。相変わらず手広いな…。
11月末だったので、その場で友人にハンサムに行きたいと頼んだ。とりあえずその友人の推しくんを覚えてその年のAAAに行ったら、めっちゃ歌が上手いのに歌えない演技しててなにやらせてんねんという気持ちだった(ちなみに平間壮一さんである、彼も華がある素晴らしい役者さんだ)。

そしていざハンサム。なんにも知らないのでとりあえずペンライトを買った。ロックは拳で語るものなので、生まれて初めてのペンライトというものを買った。場内BGMのポルノにはしゃいでいた。始まったら見目麗しい美青年たちが出て来て、なるほどハンサムだと思った。ハンサムたちがポルノを歌って踊ってくれた。楽しいな〜、と、思っていた。そのとき、突然アニメの映像が流れた。あっ、これドリフェス!かあ、とうっすらとした知識で思っていた。
襲来は突然だった。
襲来、からの開国&即位コンボだった。
正直よく覚えていない。頭を美という鈍器でぶん殴られたみたいな気持ちだった。
お二人の顔もかっこよかったんだけど、曲がびっくりするほどよかった。ザデイオブジ、と突き抜けるような音で始まるサビが気持ちよかった。サウンドもロックで好みだし、良い意味で耳に残る曲だと思った。のちのち設定を知るまで、彼らはミュージシャン役か何かなのだと思っていたし、ミュージカル俳優なのだと思ってさえいた。
その日、その気になる二人がバラエティコーナーで戦った。ソツなくこなす茶色いほうと、慣れてなさそうな黒いほう。黒いほうに至ってはなんか違う名前を呼んだ。圭吾?当時は「そこ間違えるってどんだけ緊張してるの」と思ったけど、いま考えたらあれは5次元として正解だったのだなあと思う。
…よく見たら顔もいいじゃん。見た目もキャラもデコボコで、かわいいじゃん。

帰りの電車の中で、ドリフェス、と検索した。サイトを読んでもわかるようでよくわからなかった。
僕より早くにドリフェス!にハマっていた後輩が「見てくれ」と言っていたアニメの1話がアマゾンプライムにあったのでとりあえず見た。
夜が明けた。気づいたらアニメを完走していた。何が起きているのかよくわからなかった。ただKUROFUNEという存在に心奪われて仕方なかった。頭の中でざわざわとARRIVALが鳴っていた。DearDreamも可愛いけど、僕はそっちじゃない、と思った。僕が引かれたのはKUROFUNEだった。ハンサムで見たやつだった。ハンサムが先だったからかもしれないけれど、この時点で僕は2人ではなくて4人と認識して、ああこういうコンテンツなんだ、と理解した。体得した、に近い。当時のドリフェス!はまだ2.5次元だったけれど、ハンサムのパンフとキャラクターを見比べたらすごく似ているように見えて、すんなり覚えられた。株元さんだけは劇プレのサイトを見た。

ハンサムから3日後、ARRIVALのCDを買った。シナリオのフルを聴いて悲鳴をあげた。アイドルのやることかよこれ、そうか、アイドルなのか。ならアイドルが好きだ。生まれて初めてアイドルを好きになった。

その週末のハンサムでは、躊躇いなく「君だけのHERO」できみとー!と叫べた。KUROFUNEが出てきたときは本当に興奮した。戻れないところまで来てしまったと感じた。現にその年末、僕は「2017年はARRIVAL -KUROFUNE sail awayをテーマソングにする」と書いている。あとなんかかおるくんの挨拶がすごかった。チヅ…と思って見ていた。

1月と2月に遡れるKUROFUNEとしての活動をすべて遡り、いままで実質ライブのチケットのためのお布施状態だったアミュモバをフル活用し、とりあえずアミューズがやってりゃいいやと課金をし、彼らの個人のお芝居も、遡れるものはほぼすべて見た(DVD見せてくれた人たち、ありがとう)。
3月、風間圭吾さんのお誕生日パーティに行った。ライブじゃないイベントってほとんど経験したことがなかったからどんなもんなのかと思っていた。すごく楽しかった。戸谷さんも株元さんも圭吾さんも勇人さんもそこにいた。帰りにハイタッチしたときのお二人の顔がまぶしすぎて思い出せない。

それからの転がり落ち方は、もう書くまでもないと思うけれど、去年KUROFUNEが揃うイベントはAGFのお渡し会と全国行脚博多以外は全部行った。その2つはどうしても仕事を休めなかった。
それが悔しくて、ちょうど転職先を探しながら働いていた時期だったから、土日休みで有給を消化しやすい仕事に転職した。
おふたりそれぞれの舞台にも行った。テレビも見た。長いこと音楽オタクだった僕の変貌に、友人たちがみんな唖然としていた。フォロワーに「なんてTLにディエンドがいるのかと思った」とまで言われた。あれは笑った。

この際なので書いてしまうが、ファン辞めてやろうか、と思ったことは、ある。何回か。
これを書くことで不快に思う人もいるかもしれないので、もしそう思ったらすぐに読むのをやめてほしい。これを書くことこそネガキャンかもしれない。ごめん。でも本当にあったことを書く。一切のクレームを受けない。
ツイッターの流行に乗って設置したお題箱で「ファンやめろ」「あんたがKUROFUNEのファンなんて恥ずかしい」「ネガキャンしてる」みたいなことがすげえたくさん来た。人として嫌いだという表明も何度か。めまいがした。長いことインターネットで音楽オタクしてたけど、そんなことははじめてだった。お題箱は削除した。そしたら今度はそれがaskになって、askを匿名では質問できないようにした。そしたら捨てアカからDMがきた。もう嫌になったから設定を変えた。
ファン、辞めてやろうかと思った。
でも、辞められなかった。
DDファーストライブ、各現場やコラボカフェ、VR、ファンミ、そしてアニメ、ツアーと、そういう匿名の人たちに怯えながらも追いかけ続けてきたのは…KUROFUNE現場はやむをえなかった2つ以外欠かさなかったのは、どうしたってKUROFUNEが好きだからだ。新曲が、アプリのストーリーが、アニメが、最高だったからだ。俳優としてのお二人が素晴らしくて素敵で、人生で初めて同じ舞台を複数回見たからだ。
僕は頭が悪い。頭が悪いから、きっと俳優やアイドルの現場ではするべきではないことをしてしまったこともあると思う。嫌いなものは嫌いと言ってしまうから、自分の好きなものを攻撃された気になった人もいたんだと思う。そうやって僕も攻撃されたんだと思う。
でも僕はバカだから、嘘がつけないのだ。
どんな嘘も必ずバレる。ほぼ確実に。よほど下手なんだと思う。そして、自分の「確かに動いた心」に嘘をついて、この心と体にほとばしる「KUROFUNEが好き」という気持ちをなかったことになんかできなかった。自分にすらうまく嘘をつけなかった。それくらい好きなのだ。

なにより、これはこういうマナーがありますよとか、こういう風にするといいよとか、大丈夫だよとか、支えてくれる友人ができた。だいたいみんな同じ沼に住んでいるから、兼オタのポルノファン仲間もいるし、コテコテのハンサムのオタクの人とも仲良くなった。その人たちのおかげで僕はなんとか現場をアウェーなりに楽しめるようになった。感謝してもしきれない。
ちなみに、これはいま僕にダイマを受けている各位に、そしてこれからドリフェス!にハマる人たちに伝えるために書くけれど、匿名凸なんて普通されないと思う。僕はご存知の通り敵を作りやすい性格をしているし。安心してほしい。むしろ、僕は胸を張って大事な友人だと呼べるひとがドリフェス!のおかげで本当に増えたのだ。だからぜんぜん大丈夫。お前ら全員KUROFUNEにハマれよ(暴論)。

BATTLE LIVEの日(同じCDを複数枚買うようになったのも、ドリフェス!にハマってからだ)、僕はあの日、ハンサムでKUROFUNEに惚れた自分の審美眼に感謝した。
ザデイオブジ、と、最初に頭にこびりついていたフレーズの瞬間、株元さんが、勇人さんが僕を示したように思った。ファンの幻覚だと笑われて構わない。あの瞬間、間違いなく、生きててよかった、と思った。そして、これからもKUROFUNEを応援したい、と。

僕はKUROFUNEが好きなのだ。
そろそろくどいかもしれないけど、何回でも言うくらい、好きでたまらない。
もう10年ポルノのファンクラブ会員してて、僕の頑張る原動力はほぼ彼らだった。ポルノが頑張ってるから、そう思って生きてきた。いつかポルノの目の前に立ったとき(そんな予定はないけど)、∠RECEIVERという名曲をつくってくれてありがとうと言ったとき、彼らにただ微笑んでもらいたい。彼らに恥じないファンでありたい。そう思い続けてきた。
きっと2016年の秋の僕に、ポルノ以外にもそういう存在ができると言っても、たぶん信じないだろう。
KUROFUNEが頑張ってるから。彼らが美しいから。僕も頑張ろうと思う。戸谷さんと株元さんがたくさん感謝を伝えてくれるから、僕もそうしようと思う。


僕はあした、ユメノコドウツアー横浜に参戦する。
正直、不安もある。アニメが終わって、でもまだKUROFUNEはアーティスト登録されていなくて、最新曲にはPVもない。彼らがこれからどうなるのか、わからない。
でも、いつ終わり、と言われても、絶対に後悔したくない。それくらいの強い気持ちと同じくらい、そんな腹をくくれない弱い気持ちもある。
どうか、KUROFUNEワンマンツアーをしてほしい。そしたら一緒に全国を走る。ポルノで慣れてるから容赦なく飛び回ってほしい。そして、いつか、いつか絶対、KUROFUNEで武道館を埋めてほしい。ファンのエゴだけど、でも、叶ってほしい。

僕はKUROFUNEが好きだ。
彼らのために僕が送れる応援はお金と時間しかない。あとはファンを増やすダイレクトマーケティングくらいか。ほとんど何もできない、と言って過言じゃないと思う。

それでも、応援をまだまだ送り続けたい。
いつか「ドリフェス!と僕」の作文の締めくくりが、「武道館が楽しみ」と書けるように願い、応援を送り続ける。

ドリフェス!っていうか、KUROFUNEと僕になっちゃったけど。

あしたも、楽しみだ。

書いてて思ったけど、VRシアターも、二次元のグッズを買うのも、痛バを作るのも、ファンミーティングという名称の場所に行くのも、一人でゲーセンに入るのも(DCD)、部屋をグッズで飾ったのも、ドリフェス!を好きになってから生まれて初めてしたことたちだ。25歳はKUROFUNEのおかげで楽しい初体験だらけの年だった。明日は、その締めくくりだ。

 

ダイアリー 〜18/02/20 なんか書かないと死にそうだった

 

「好きなキャラと自分はよく似た傾向にある」
と、好きな人からLINEがきた。仕事がちょっとしんどくて、なんかみんな楽しい話して、推しの話して!ってツイートした日のことだ。僕はこの人からの通知がくるだけでちょっと嬉しくなるんだけど、その内容が面白かった。
実際、その人が分析していた好きなキャラクターたちとその人はちょっと似ている気がした。漫画もアニメも最近のはあんまり詳しくないからあれだけど、ちょっと放っておけないところとか、潔癖的な魅力とか。潔癖的って変だな。清浄感、みたいな。

僕はどうかなあ、とぼんやり考えて、ああ、共通点あるかもな、と思った。

※以下、アニメのキャラクターを勝手に分析して「こういうところあるよね〜」と勝手に話しています。全て僕による僕のための解釈です。「そうじゃない!」と思ったらすぐ戻って記憶から消し去ってください。解釈が違いますと言われても何も言えません。これはあくまで僕の解釈です。なんでも許せる人だけどうぞ。※


実は(意外と)アニメ見ないし、漫画も中学時代に毎週ジャンプ読んでたのが最後で、延々と語れるほどに好きな漫画(アニメ)は?って聞かれたらデスノートドリフェス!になる。で、のめり込んだきっかけは?って聞かれたら、Lと風間圭吾さんだ。
僕はもうウザいくらいのシンメ厨だけど、それは最初からシンメとして落っこちるというより、気づかされることが多い。「この人(キャラ)、なんでこんなに魅力的なんだろう………相方がいるからじゃん……!!!!」って。相方がお互いを輝かせあってるじゃん!!!!!って。そのままシンメとしてハマっていって、最終的には「ハマったきっかけはこっちだけど、どっちが好きとかじゃなくてどっちも好きなんですふたりが好きなんです」という厄介なオタクになる。圭吾さんは勇人さん、Lの場合はシンメとはすこし違うけど月がいないといけなかったし、実際、Lがいなくなったあとの後継者たちと月の関係性にはあんまり心ときめかなかった。読んだけど。ちなみにポルノもそうだ。晴一さんの歌詞にガツンとやられて落ちたら、晴一さんの歌詞が魅力的なのはそれを歌って表現することのできる昭仁さんがいるからだと気付いたときにはほぼ手遅れだった。笑

そんなこんなで、圭吾さんとL(と晴一さん)の共通点ってあるかなあ、と思ったら、あった。それは彼らがみな、虚像を生きているということだ。偶像という言い方のほうが正しいかもしれないけれど、僕はあえて虚像と言いたい。
圭吾さんがファンの前で見せる「プリンス」という虚像(実際、彼はプリンスどころかラーメン好きな男子高校生にすぎない)。Lが画面越しにしか話すことを許されない「何者かわからない」という虚像とLというブランド。そして、「新藤晴一」という芸名を背負って生きる晴一さん。
彼らはたぶん、わかっているんですよね。自分の強みと弱みを。世間からしたら多少ズレがあるかもしれないけれど。その強みを最大限生かすために、自分をある意味でかなぐり捨てて「虚像」をつくりあげ、それで生きようとする。
圭吾さんなら、美しいお顔と演じる力を。Lならその頭脳とブランド力を。
そして彼らはたぶん、「強み」以外への自己評価が高くない。低いと思う。Lなんかわかりやすい。人間性に問題がありまくる自覚くらいしているだろう。圭吾さんだって自信があればアニメ一期みたいにはなってない。
「自分には自信がないけれど、自分の特定の能力は信頼できる」
Lも圭吾さんも、そんな人だと思う。だから、その「特定の能力」を生かすための虚像を背負い、その虚像に近づくために生きている。
でも、それが結果として、ホンモノになる。Lが竜崎として画面から出てきて、難のある性格を受け止めてもらいながらその能力を最大限活かしたように。圭吾さんがプリンスとして生きる舞台の上で、プリンスとしてだけではない弾けた笑顔で笑えるように。なりたい自分、という虚像を演じ続けることで、「なりたい自分」と「自信のない自分」はいつか混ざり合って、もっとも美しい自分へと変わっていく。
晴一さんも、いわゆる「芸名」と「本名」を使い分ける人(あんなに美しい芸能人の結婚報告を、僕は他に知らない)。
面白いなと。
自分に話を戻すと、僕も、自分のとある能力たちのことは信頼しているけれど、自分のことは基本的にあまり好きではない。うーん、最近好きになろうと思っている。というよりは、とにかく圧倒的に自信がない。いつも怖い、自分が何をやらかすか、他者からどう思われているのか。僕は自分の立ち居振る舞いによって人から理解される5倍は臆病で、自分に自信がないと思う。人に悪口を言われたらしばらく動けなくなるし、誰かのヒソヒソ声は全て自分の悪口に聞こえる。不安症だし、努力したって改善できなくて、なんで他のことと同じようにできないの、手を抜いているんじゃないのと怒られ、自責した記憶が積み重なっている(いまとなっちゃASDが大きな要素なんだとわかるけど)。
だからこそ、僕も僕の信頼できる能力に頼って、自分のなりたい自分を演じて近づこうとしてみたり、自分の強みだけを虚像みたいに使っているところがある(と、自己分析している)。
文章なら書ける。書くことでなら僕は自分を許せる。書くことで自分におまじないをかける。あるいは評価されるために声を使う。そのために声を使う練習をする。僕はよく「言葉と声しか僕には使えないから」と言うのだけれど、それは本音なのだ。それを使って好きな人に花束を贈り続けたいという本音を、何度も言葉にして文字にして、自分を洗脳して、そうやって僕のつくった虚像に近づこうとしている。
僕もいつかホンモノになれるだろうか。
自信のない自分と、虚像の自分が混ざって、美しくなれる瞬間がくるだろうか。
くるといいな、と思う。くる、と、軽率に信じてみたりもする。中性的で、性別なんかどっちでもいいじゃん、を体現する、ボーダレスな人に。人を簡単に判断しない、深く聞く耳を持つ人に。自分の頭でずっと考え続けるように。あらゆる境界線をまたいで、好きなものを好きといい続けられるように。
この記事書くために、僕はどんな自分になりたくて、どんな虚像を演じるべきか、ちょっと考えたんだけど、やっぱり、このときに書いたブログの衝動が、すべてだなと思う。こういうとき、書いててよかった、と思う。笑
http://bookmarker35.hatenablog.com/entry/2016/09/01/005212
http://bookmarker35.hatenablog.com/entry/2017/08/03/000213
好きな人に花束を押し付けて生きていきたい。∠RECEIVERとして死ぬために生きていきたい。


転職しまして。1ヶ月が経ちます。しんどいです、正直。いままでみたいに目標がわかりやすくて達成できたら褒められてできなかったら次頑張ろうね、みたいな仕事じゃなくて、見通しを立ててひとつずつこなしていく、締め切りをちゃんと守る、みたいな。僕っぽくは、ないタイプの職種。笑
でもいろんなことを学ぶ。まだいうて1ヶ月しか経ってないから毎日胃が痛いし、油断すると涙が出るし、生まれて初めてカレンダー通りの仕事してるから土日の休みを死んだように寝て潰してしまう。(5日も働いたあとに2日しか休みがないっておかしくない?カレンダー通りの仕事してる人たちどんだけ偉大なの?ていうか働いてるだけで偉大だわ)

でも、働いて、終わる、だけじゃやっぱ、いやだから。その先に何があるか、考えて、行動したい。
本が読みたいし映画が見たいし英語の資格を取りたい。これは素養をつけたいという意味。この地球の裏側で起きることを、全ては無理でもせめて理解しようと努力し続けたいし、世界の人と会話できるようになりたい。言葉がわからないとか教養がないとかそんな理由で何かを諦めたくないから。それくらいの能力はある、と思う。僕。
ジムにも行きたい。これはイケメンになりたいから。何より、好きな人に会いたい。会って好きって言いたい。あとポルノとKUROFUNE追いかけ回したい。笑

あと、なにより、ご機嫌でいたい。
いまの仕事、まだ慣れてないからどうしても疲れてしまう。接客でもないから口角も油断すると下がる。いつもご飯のときとか下向いてべそべそ泣いてしまいそうになるのをこらえてお茶飲んでる。
でも、「慣れてないから」っていつまでも言っていられないから。
慣れてないけど、慣れてないなりに、頑張れるところはあるはずだと思うし、僕は頑張れる子だとも思う。
具体的にどう頑張るか、どんな目標を立てるかというのは、またすこしずつ落とし込んで考える(今年やりたい100のことを、2月半ばから年内に達成できるように分割して考えるのが良いのかもな、と思っている。暫定。今夜はそれを考えるには眠すぎる)。かといってあんまり完璧なスケジュール立てちゃうと、失敗したとき転んでしまうから、ゆるくね。

僕ならできるよ、と思う。演技はうまくないんだけど。なりたい自分の視点に立って、なりたい自分の立場から自分を引っ張る。∠RECEIVERになりたい、んじゃなくて、僕はもう∠RECEIVERだと考えて、その立場から僕の腕を引く。そっちにいくにはどうしたらいい。そのために、真似して、虚像を演じて、いつか自分の中に体得という形で落とし込む。

成し遂げてみせるよ、絶対に。死でもって完遂するまで、どうか見届けて。